勝手にれびう
めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。
4/14(土)
それじゃ、今日は原点に立ち返ってみましょうか。
DREAMS
何だそれ? という方も少なくないでしょうな。これは「Romantic
Mode」の曲です。と言っても、分かる人も少ないと思うが。
言ってしまえば、これは「ガンダムX」の主題歌。固羅、「なぁんだ、アニソンか」とか言うな。いまや有名どころがアニソンをすっかりマーケティングの場としているではないか。思えば、GLAYだって、最初の頃はアニメの主題歌だったし(デビュー曲は特撮映画の主題歌)、ラルクのデビュー曲だってアニメの主題歌(DNA2)。るろ剣の主題歌なんて、ジュディマリ、イエモン、まこっち、西川くん、ラルク(ちょっとだけ)、ボニーピンク、シャムシェイドなどなど、すでに売れていた人や、これをきっかけに売れた人ばかり。いまやアニソンといえどもバカには出来ない時代なのだよ。最近ではコナンの主題歌がその傾向が強いな。
しかし、だからと言って誰も彼もがアニソンを歌えばいいってもんじゃない。なんでもかんでもアニソンにしてしまえばいいってもんじゃない。アニソンにはアニソンのお約束があるんじゃぁぁぁ。前半から中盤は割と平坦に進み、サビで大爆発! コレこそアニソンの醍醐味! 萌えない燃えないアニソンなんぞアニソンではないのだよ!
嗚呼、遺憾遺憾。ついついアニソン談義に華が咲いてしまったな。
で、DREAMSだが、当時、ガンダムXはこの辺りでは放送していなかったため、全然見たことが無く、当然主題歌も聞いた事は無かった。しかし、誰も知らないアーティストを発掘するのが趣味のオレは、前年にガンダムWの主題歌(当然聞いたこと無い)、TWO-MIXの「JUST
COMMUNICATION」を発掘して気を良くし、このDREAMSも聞いたのだが、こちらも文句のつけようが無く良かった。聞いて思わずガッツポーズを入れたくらいだ。当時車学に通っていたオレは、教官にしぼられた帰りのバスの中でコレを聞いて、ささくれた心を癒していたものだ。今までの人生の中で(四半世紀生きたからこの表現してもいいかな)、好きな曲をいくつか挙げろ、と言われたら、間違いなくこの曲は入る(Romantic
Modeだけであと何曲か入るな)。この曲は「大学生にもなってアニソンはちょっと…」と無理矢理心の奥に封印していた熱き思いを再び燃やしてくれた曲。そういう意味で原点なのだ。この曲なくして今のオレは無い(それが良かったかどうかは別としてね)。
今、当時の気分を思い出すためにひたすらエンドレスで聞いているのだが、やはり良い。間奏をはさんで終盤に向かうところで、音楽が一旦切れる(ジャンジャン…シーン…うた、という感じ)あたりがツボに入りまくり。嗚呼、今何処にいったんだろう、このひとたち。
さて、オレはこのRomantic Mode
を聞いて以来、このグループのプロデューサーに注目し、世間がやれサクマだ、やれコムロだ、やれコバヤシだと騒いでいた頃から、このグループのプロデューサーを押していた。しかし、世間は見向きもしないまま、カレは姿を消してしまった…と思っていたら、親親、この曲はこの人の作なのですかー(驚)、とマジで驚いた。そう、このグループのプロデュースはジョー・リノイエ。¥ショップ武富士のCMソング「Syncronized Love」はこの人の作で、本人が歌っていたのねー(驚)。フッ、やっと世間がオレに追いついてきたようだな(最近知ったくせに偉そうに)。