勝手にれびう
めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。
4/21(土)
バイソン、カムイ、ザリグ、ガスパル、ガンガル、ズク、ゲリグ…。絵? 何だこれはって? これはオレがガキの頃に近所の怪しい玩具屋で平積みになっていたプラモたちの名前。
超絶プラモ道
これは竹書房から出ている本で、上記したような、ガンプラの陰ともいえるプラモたちばかりを集めた、ある意味「漢」な本。オレも正直言って、全然分からないようなのばっかり。
たとえば「ザ・アニメージ」。「ザ」じゃなくて「ジ」だろう、というツッコミは激しく却下なのだそうだ。このプラモ、当時にしては関節バキバキに動くのよ。某プラモ狂四郎で、ドム(だったっけ?)の足首が固定されているために、前につんのめるとそのままこけてしまう、という話があったのを覚えているだろうか(覚えてねぇよ)。そんなもの、このザ・アニメージに言わせれば「ちゃんちゃら可笑しいや」ということになる。なにせ、このプラモ、ポリキャップ無しの接着剤使用キットにも関わらず、ジャーマンスープレックスがかませます。嗚呼、なんて綺麗なブリッジ(うっとり)。ちなみに、この本でジャーマンかけられてるのは、某紅い彗星のザクだったりする(笑)。
で、そのザ・アニメージの主役キャラ「バイソン」だが、どことなく「連邦の白いやつ」に似ている。胸のVマークはV2ガンダムを先取りしているとかいないとか。2番手メカ「カムイ」は肩にキャノン砲をつけている、とどこかで聞いたようなメカながら、青竜刀をぶん回し、しかもこの青竜刀、ビームサーベルだそうです。どんなのよ? 敵メカは紅いし、ライバルキャラはツルの無いサングラスをかけており、某ハリー中尉を先取りしているとかいないとか。
この本はこんなもんじゃ終わらない。例えば「モビルフォース・ガンガル」。どっかで聞いたような名前…、と思った貴方、お目が高い。コレ、某秋元羊介氏が「皆さんお待ちかね! 本日の対戦相手はネオ東京マルイ代表「ドリルガンダム」です!」と叫んでもおかしくないくらい、連邦の白いやつです(笑)。白、青、赤のトリコロールカラー。箱の文字もガンプラそっくり。酔っ払ったお父さんが息子へのお土産にコレを買い、「お父さん、コレ、ガンダムじゃないよ〜」「うるさい。そんなわがまま言う子にはもう買ってやらん!」「ビェェ〜〜〜!」という光景が日常茶飯事だったとかいないとか。
いやぁ、見れば見るほど、当時ってバーリトゥードだったのね。某アオシマの「アトランジャー」も載っているのだが、アオシマよ、戦艦の艦橋にロボットの上半身がそのまま乗っかっている、というセンスは何処から来るのですか? レーシングタイヤつけた真っ赤な戦艦大和がケツから火を吹いて空を飛んでいる、というセンスは何処から来るのですか? 合体ロボットが分離した状態の飛行機にロボットの頭部が生首のようにデンと乗っているセンスは(以下略)。
確かに、当時こんなんあったよ。1箱100円くらいで。嗚呼、今見るとなんてふざけた斬新なデザインだろう。コレを見ると、ターンAなんか簡単に「承認!」してしまうよ、いやマジで。