勝手にれびう

めいんこんてんつ(予定)。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。

 

 5/8(火)

 今日はちょっと変ったものを。

 食品と暮らしの安全

 つーか、こんなもの普通の人は見たことないって。
 コレは日本子孫基金というところが出している雑誌で、うちの研究室で定期的に購読している本。最初のうちは、内容が非常にフランクなため、他にも購読している学会誌とかの中で、一服の清涼剤のように感じられたものだ。しかし、何度か読んでいると、あることに気づく。コレ、えらく「右より」なんですけど。いわく、××から輸入されている○○は、危険な農薬を使っているにも関わらず、政府はそれを黙認している。弊誌がさんざん警鐘を鳴らしているのに、まったく対応する気のない政府ははやく潰してしまおう」。いや、コレは言い過ぎ。ここまで明確には書いてなかったと思うが(でも、言っててもおかしくない)、オレが感じるに、この雑誌は「オレが正義! オレがこの腐れきった世の中を変えてみせる!」と本気で思っている。最初のうちは笑えてたけど、毎回毎回こんな内容じゃ、疲れます。今じゃネタのように見えてきたよ。宗教ってこんな感じなのかな〜、なんて思ったりして。
 今日読んだものの中でのツボは「4月から改正された、食品の「有機」表示の法律の網を抜けて、何の根拠もない有機食品を販売していた悪質な「一流」会社が2つありました。これは脱法行為ですという記事。いや、確かにそれはいけないことなんだろうけど、なんでおまえ、そんなに偉そうなの? こういう部分がひどく鼻につく。ちなみにこのあと、その「一流」会社の会社名と商品名を暴露しております。しかも、ちゃんと農水省に報告しました、とまで書いてある。報告するのはいいけど、それは別に書かなくてもいいじゃない。嗚呼、鼻につく。こういうの、逆に訴えられたりしないのかな?
 頭の固いお役所連中はこんな感じなのかな〜、と考えさせられる雑誌ですな。