勝手にれびう

めいんこんてんつ(予定)。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。

 

 5/10(木)

 でわでわ。今日はこんなものを。

 退魔針

 これはコミックバーズとかいう雑誌に掲載されている漫画らしい。「らしい」というのはオレ、この雑誌読んだことないのよ。見かけたことは多分あるんだけどね。オレが読むのは「ジャンプ」「マガジン」「プレイボーイ」のみ。
 作者は斎藤岬というひと。原作は菊地秀行という小説家。知ってる人には説明不要かと思うが、オレもあまり知らないのでたいした説明できません。本屋に行ってちょっと探してみれば、多分菊池〜氏の本はたくさん出てくるんじゃないかな。で、この漫画の原作というのも頷けることだろう。そんな人です。
 内容は、魔を退治する「針師」の話。有〜無、我ながら簡潔にまとめたな。見事だ。この針師のひと、針を使って人体はおろか、空間にまで針を打つ。例えば水面におもむろに針を打ち、水面に立ったりする(そういうツボがあるらしい)。また、自分の身体のツボに打って、身体を硬化させて転落から生還したり、仮死状態になったりする(仮死状態になるとHP0になるが、それ以上いくらダメージを受けてもHPはマイナスにはならないので、首を切られたりしない限り、あとで復活できるんだってさ。納得?)。
 敵はこの世ならざるものだったり、ムー大陸を滅ぼしたやつらだったり。結構クトゥルフ神話入ってます。といっても、クトゥルフもオレはあまり知らないので、詳しい説明は出来ません。クトゥルフの魔物は巨大な脳味噌もしくは臓物みたいな肉の塊に触手や目や口がいっぱいついている、と考えてもらえば間違いないかと思います。で、その針師な人も発祥は平安時代に魔を退治していた「夜狩省」なるところだとか。だんだん話が壮大になってきたな。
 針師のセンセー(主人公…で、いいのか?)はえらい美貌(♂)だけど、性格は相当悪い。個人的にはフケツなルポライターだけど、実は夜狩省の末裔というキャラがお気に入り。この人は柔術で魔を祓う。その名も「如来活殺」。有〜無、いい響きだ。
 現在11巻まで発売中。一応、ココで話に一区切りがついているので、コレを機に読んでみるのも如何?