勝手にれびう

めいんこんてんつ(予定)。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。

 

 5/12(土)

 昨日に引き続いて今日もTV。

 プレゼン寅

 コレはフジテレビ系で金曜の夜11時半頃からやってる。この前にやってた「音楽寅」は結構見ていたんだけど、ユースケ・サンタマリア桑田圭祐(字合ってるか?)のいい意味でのやる気のなさというか、まったり感がなんともいえずいい番組だったのだが、この前終わってしまい、そのショックでこの番組は見ていなかったのだが、昨日は久しぶりに土曜が休日になったこともあり、見たのだが。
 内容は例えば昨日の場合、クライアントから「中山競輪場が今度からナイター競輪をやるので、そのレースの名前を考えてくれないか」という依頼を受け、素人(なのかな?)2人がそれぞれに考えたレース名を持ち寄り、クライアントに向けてプレゼンをしていた。以前は猿岩石がコンビ名を変えるというので、その名前を決めたりしたらしい(決まった名前は「手裏剣トリオ」だったかな)。
 オレは意外とこういう弁舌を使う番組は好きなようで、中学の頃に関口宏司会でやってた「チョット待った」という番組(だったと思う)は結構楽しみにしてたなぁ。この番組は法廷式で裁判官が関口宏。例えば「漫画は必要か否か」といった議題に対し、弁護する芸能人と批判する芸能人がそれぞれ弁を論じ、最終的に陪審員がどっちの意見を採るか多数決。別にこの番組でこう決まったからといって、社会に何ら影響は与えないんだけど。そういえば、ウンナン「気分は上々」の前にやってた番組もこんな感じだったような気がする。
 ただ、前述の「チョット待った」で、素人が出てきて「戦争」について論じたときはいただけなかった。だって、やつら人の話、聞かねぇんだもん。相手の意見に自分の気に入らない部分が出てきたりすると、相手の弁をさえぎって「それは違う」と反論する。反論するのはいいけど、相手の意見聞いてからにせんかい、木瓜〜。と中学生ながらに思ったものだ。そう、オレは誰か喋ってるときに別の人が口をはさむのをするのも見るのも大嫌い。自分の言いたいことばかり喋ってんじゃねぇ! 相手の意見も聞け! それじゃただの口喧嘩。全然論戦じゃない。国会中継とかも最悪よ。どーでもいいとこの揚げ足とって騒ぎ出す馬鹿ども。おまえら、無能さを国民にさらけ出しているだけだって何故気づかない? まぁ、国会中継なんて馬鹿馬鹿しくて国民見てねぇか。
 で、このプレゼン寅だが、非常に上品というか、静かな論戦といった感じで、良かった。番組の構成だからだと思うが、片方が喋ってる間はもう片方は絶対に喋らない。そういうことすると恐らくクライアントの心象悪くするからね。相手に喋らせないのではなく、あくまで相手の意見を聞いて、その上を行かねばならない、という構成には唸らされたね。例えば昨日選ばれた「アーバンナイトレース」という名前をプレゼンした人だが、「アーバンは都会的という意味があり、若者に受ける」という意見に相手が「私はアーバンの意味を初めて知った。若者にそれほど浸透していない」と返したところ、「アーバンナイトレースという言葉では人をひきつける力が無いように思う、と言われたが、アーバンという言葉に振り向いた例を今、あなたが見せてくれたので安心している」と返す。説明が下手で伝わりにくいかもしれないが、上手い。唸った。
 コレ、社会人は見るべきかも。非常に勉強になるよ。オレも勉強せな。