勝手にれびう

めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。

 

 6/7(木)

 昨日の代休を利用して古本屋で全23巻衝動買いしてきた。

 封神演義

 封神演義というのは「三国志演義」「西遊記」「水滸伝」と並ぶ中国四大怪奇小説のひとつ(三国志は怪奇なのか? 嗚呼、でも蒼天航路は怪奇かも)。ハードカバーでほぼ直訳のものが出てるはずだけど、はっきり言ってわけ分からんので、読む必要なし(断言)
 PSコーエーから「封神演義」のSLGが出る時に、表紙にゲームのキャラクターデザインをした、知る人ぞ知る「岡崎武士」氏のイラストを使った文庫が発売され、大学生協で見つけてチェック入れていたのだが、「買うか」と決めたときに1巻だけ無く(よくある話だ)、そこいらじゅうを探しまくり、帰省した際にようやく見つけ、購入して読んだところ、ただハードカバーを文庫で再販しただけだった、という極めてファッキンな事件に巻き込まれたオレが言うのだから間違いない。
 読むなら講談社文庫安能務の意訳ものを読んだ方がいいと思う。オレは挫折したけど(汗)。
 で、今回のコレは小説ではなく、ジャンプで連載されてたマンガ。作者は「藤崎竜」。このひととは初単行本の短編集「WORLD」以来の付き合いで、以後、なんとなく全作集めていたりする。「PSYCHO+」もこの人ね(って、分かる人は少ないと思うが)。余談だが、この人は短編書くのが非常に上手いと思うのだが、どうだろう。
 ま、それはともかく、内容は、ベースは原作と同じだが、あくまでベースのみ。原作は途中までしか読んでないが、話の内容は相当違ったような気がする。ま、その際たるものが「皆若い」ということだろう。登場人物はほとんどが仙人なので、当然ジジイ。しかし、ジジイばかり集めたって、少年誌で人気が出るはずも無く、まぁ、この処置は当然だろう。オレだって、ジジイばかりだったらいくら藤崎竜でも読まんしね。そういうわけで、この世界の仙人たちは皆歳を取らず、主人公の太公望は70歳くらいのはずだが、外見は20代前半くらい? マンガのキャラって見た目で年齢の区別はつけづらいが、まぁ、こんなもんだろう。
 しかし、絶対普賢真人って、狙ってるよな。太公望を「望ちゃん」と呼び、鎖骨からうなじまる見えで、儚げ。この2人をネタにいったいどれだけの801本が作られたことやら。嗚呼、マンガも人気商売。人気を得るためにはなりふり構っていられないのね。嗚呼、まさに昨今、マンガは商売なり(当たり前だ)。
 それはそうと、大上老君、絶対だ。女だよね。女だと言へ、コノヤラウ。オレの中では妲己よりもいい女なんだけどなー、男なんだよなー、義父だって言ってたしなー。くすん(馬鹿)。

 

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