勝手にれびう

めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。

 

 7/18(水)

 誰も知らないだろうが。

 月は東に日は西に

 コレは白泉社文庫から発売されているマンガ。作者はわかつきめぐみ。えーと、いわゆる少女マンガで御座います。前にれびうした「巴がゆく」田村由美と違って、この人は全然知らないけど買ってしまった、という人。嗚呼、そのとき買ったのはコレではなくて、「So What?」という全4巻もの。ちゃんと大学の研究室のオレの机の中に忍ばせておいたのだが、こちんぴは覚えているだろうか。いや、ない(反語)。で、その流れで今回のコレも買ってしまいました。
 何故、この人の作品を買う気になったのか? その辺が自分でも良く分からない(ヲイ)。多分、So What? が本屋で平積みにされていたときに表紙の絵を見て、気に入ったのではないかと思われるが。もし本棚にささってて背表紙しか見えなかったら、巡り会わなかったかもしれない。嗚呼、人生ってフシギ。オレがマンガを購入する基準は、第1にオレ好みの絵柄か、という点なので(だから哲也とかも、面白いけど買わない)、それだけで購入の理由には十分だ。
 内容は某高校の、もともとは美術部の落ちこぼれ集団だった「楽描(らくがき)倶楽部」のお話。そういえば、コレを買ってから気がついたんだけど、この作者、新潟県の出身で水瓶座のA型だそうで。親親、妙に親近感が沸くではないか。そのせいか、コレに出てくる三つ子の犬の名前はコシヒカリ、ササニシキ、そしてコシジワセ。なんで越路早生?
 しかしこの人の作品というのは、なんつーか、妙に「ふんわり」としているよなぁ。読後になんかヨイ気分になってしまうのです。少年マンガではなかなかこうはいくまい。逆に燃え上がってしまうからね。そんなわけで、もし次に何か出たら、また買ってしまうに違いなく。
 ちなみに、この本の解説は、どーゆーわけだか庵野EVAの監督)がやっております。なんでよ。

 

JUl REVIEW TOP  REVIEW TOP  TOP