勝手にれびう
めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。
7/21(土)
阿頼耶識(一発変換)。
聖闘士星矢 11&12巻
いよいよハーデス編に突入ですわ。でも、この前古本屋で全巻立ち読みしてきたんだよなー。だからあらすじは分かってしまっているので、今更読んでもあれかもしれん、と思っていたのだが。
いや、ヨイ。ハーデス編の序盤、聖域(サンクチュアリ)襲撃のあたりでは、主役である星矢たち青銅(ブロンズ)などほんのチョイしか出てこない。そこで誰が主役かといえば、黄金聖闘士(ゴールドセイント)なのだよ。サガの乱(十二宮編のことをそう呼ぶらしい)で死んだ黄金聖闘士たちが、ハーデスに永遠の命を与えると言われて、アテナの首を取りに来る。最初はデスマスクとアフロディーテとシオン。嗚呼、シオンというのはムウの師にして、サガに殺された先代の教皇のことですわ。で、ムウがデスマスクとアフロディーテを撃破した後にやってきたのが、サガ、シュラ、そしてカミュ。おい、またカミュ悪かよー!! と、当時大激怒。ポセイドン編がグダグダだったあおりを受けて、オレの中ではハーデス編もナシ。で、全然読んでいなかったのだが。
嗚呼、許せ、車田正美(作者)。あの時オレは若かった(by堺正章)。今読むと、もう黄金聖闘士サイコー! キミら熱すぎ。作者のなかでも黄金聖闘士はきっと、特別な存在なのだろう。十二宮では敵としてしか描けなかったが、愛と正義の美少女戦士ために闘う黄金聖闘士も描いてみたくなったに違いない。イヤイヤ、老師が実は(ピー)だったり、黄金聖闘士影の闘法とか、いやー、車田天才! そりゃ、コレだけオイシイキャラが揃っていれば、青銅など書いていられんわな。どのみち最終的には主人公である青銅の出番なのだから、ここくらい好きにさせてくれー、ということなのでしょうか。
アテナの首を取りに来た黄金聖闘士たちが、実は…という展開なのだが、にしても、「たとえ死してもアテナの聖闘士。ハーデスなどに寝返る者が一人でもいると思うのか!?」とシオンは言っているけど、デスマスクとアフロディーテは、どう見ても寝返ってたよ。もしかしてアレも演技? うそ〜ん。
それにしても、ムウが妙に女に見えるのはオレの気のせいなのでしょうか。シュラのエクスカリバーで髪切られたとこなんて、どう見たって女じゃん。声は兼人なんだけど(笑)。
嗚呼、しかしアルデバランはテリーマンだなぁ。最初の方に宮があって、ムウが負けない分、見事に割を食ってるよなぁ。当時、牡牛座の人はいじめられていたに違いない。でも、聖闘士内での評価はかなり高いんだよね。「あのアルデバランが」とか。嗚呼、それじゃやっぱりテリーマンだ。