勝手にれびう
めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。
8/3(金)
某所で予告した通り、こんなものを借りてきた。
天空戦記シュラト
嗚呼、ついて来れない方ゴメヌ。
コレはオレが中2のときにテレ東でやっていたアニメだな。まだ夕方のアニメ枠が健在で、テニィ(当時テレビ新潟)でやっていた。この頃というのは、もうやってるのをただ見ているガキではなく、自分で「コレが見たい」とチェック入れてから見るような歳だわな。もしくはもう見ないか。で、コレはオレが見たいと思って見た初めてのアニメではなかろうか(確定は出来んが)。
内容は鎧もの(というジャンルがあるのかは知らんが)。言うなれば、このジャンルの頂点は「聖闘士星矢」だよな。で、西の鎧ものが星矢だとすれば、東の鎧ものは「鎧伝サムライトルーパー」。コレは日本が舞台だからまんま鎧だし。で、このシュラトは亜細亜の鎧ものと言うべきか。モチーフは「仏教」。鎧の名はシャクティ。鎧にして乗り物の名はヴェーダ。そして八部衆、12神将、雷帝インドラ、シヴァ、ヴィシュヌなどなど。星矢で言う小宇宙の名はソーマ。うーん、オリエンタル超特急(謎)。
しかしまぁ、ヒロインを演じる水谷優子(Gでいえばブラックジョーカー)のきゃぴ声のうざいこと。当時はこの人はこんな声しかやってなかったから違和感無かったけど、最近は落ち着いた声しかやってなかったから、凄い変。まぁ、横山智佐(Wのノインさん)も、もう少ししたらそうなるのかなぁ。
そういえば、声で言うなら、コレに出てくる主人公含む八部衆、結構錚々たるメンバーですわ。当時主人公を総ナメにしていた関俊彦(今でも笛のお兄さんなのか?)を筆頭に、コレがデビューとなる(確か)子安武人。ただし、この頃はダイコンゆえに台詞があまり無かったとか。その他、井上和彦(山岡さん)、堀内賢雄(ナレーション各種)、林原めぐみ(言わずと知れた)、山ちゃん(同じく言わずと知れた)、飛田展男(やっぱカミーユだったのね)、中田和宏(…誰?)。そういえば、調和神ビシュヌは島本須美(ナウシカ)だし、雷帝インドラは鈴置洋孝(弾幕薄いぞ、なにやってんの!?)、その他にも小林清志(次元)、小杉十郎太(ビデオ版モルダー…って、古いな)、松本保典(ガウリィいうてもあまり一般的じゃないかなぁ)、山崎たくみ(色々。イサム=ダイソン中尉)、折笠愛(カトルくん)、佐々木望(オルバ)、こおろぎさとみ(田中美沙)、若本規夫(戴宗さん)、川村万梨阿(クェス)、本多知恵子(プルプルプルプル〜)とか、まぁ、すごいっすね。当時声優ヲタだったオレには非常に嬉しいな。
それにしても、前半の八部衆の内部分裂は良かったけども、須弥山(応、一発変換)からは相当キツイね。テレ東の悪い癖、絵が動かない病が始まってしまい、画質も最悪。コレ、誰が書いてんの? って感じになってしまった。キャラが瞬間移動することなど日常茶飯事。走る絵は非常にぎこちないし、嗚呼、もう。
というわけで、テーマ的には結構良いのに、絵のせいで他の鎧ものに比べていまいち評価が低い。ビデオ屋を探してみて、星矢とトルーパーとシュラトの置いてある度を求めれば分かるだろうけど。
しかし、ラスボス倒した後の3話は入れる必要があったのか? まぁ、Gの師匠の死後みたいなもんだけど、アレは入れる必然があった。けど、コレは? 個人的には無くても良かったかなぁ、と思う。ラスボス戦のカタルシスが最高だったために。まぁ、ラスボス倒しても延々と続いたテレビ版マクロスよりは百倍マシだが。
それにしても、めぐみさん、この中で4役も演じている(動物含む)のね。この頃から声優界を背負って立っていたんだなぁ。しみじみ。