勝手にれびう
めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。
8/11(土)
よーやくネタが出来た。
ブレイクショット 3&4巻
さてさて、いよいよ出てきたよ。ダグラスショット(通称サイドワインダー)。
1930年代、米海軍で名砲手としてならし、ハスラーとしても超一流の腕を持った男がいた。その名もダグラス・モード。彼は休暇中の1週間で60あまりの試合をこなし、その全てに勝利した。そして、その全てのゲームで勝負を決したのは、彼独特のアクションから突き出される百発百中の精度を誇るジャンプショットだった。
つーわけで、ダグラスショットだが、サイドワインダー(ガラガラヘビ)という異名から察するに、手玉を単独で変幻自在にジャンプさせ、獲物(的球)を仕留める、ということが予想される。しかし、ジャンプショットというのはせいぜい目の前にある玉を避けるくらいの飛距離しか出せない。
そこで登場するのが、ダグラスキュー。通常のキューより長く、重心の位置も本来後ろにあるのに前にある。普通に使ったんじゃマイナスとしか思えないこれらの特徴は、まさしくダグラスショットのためだけに有効な要素。
で、ダグラスショットだが、まずキューの中央部を掴み、キューを回す。すると、キュー尻に彫られた「D・M」のピリオド部に風が通り、まさしくガラガラヘビの尻尾のような音がする。その音によって回転力を測り、手で作ったブリッジからキューを完全に持ち上げる。すると、キュー尻の大きな回転がキュー先で絞り込まれ、先端部の回転力はかなりのものとなる。そして、あとはキューを落とすようにして突く。すると、手玉が単独で台の端から端まで飛び、しかもカーブしながら落ちる。その姿、まさしくサイドワインダー。
つーか、無理です。このころから、1人1個以上のスーパーショットを持っていないと勝てなくなってくる。つーか、ビリヤードってそんなものか? その他にも、的玉に当てた瞬間に手玉をバックジャンプさせ、しかも白いシャツとの保護色で消えたように見せるドモンスペシャル、手玉と的球の間を1瞬でスリークッションバンクショットを行うドモンスペシャルU、先にH番を当てずに落とし、その後的球に当てるリバースショット、最大7個のコンビネーションを決めるショットなど、もうメチャクチャ。つーか、最大7個もコンビネーションできたら、筋肉番付なんてあっさりクリアだな。