勝手にれびう
めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。
9/6(木)
嗚呼、借りてきちゃったよ。つーことで、コレ。「百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊」。
まぁ、分からん人でも、名前から想像はつくんじゃなかろうか。漢なら一度は通る道(オレはまだ引きずっているけど)「戦隊もの」のVシネの新作ですな。今年の戦隊もの「百獣戦隊ガオレンジャー」と、今までの戦隊ものの夢の競演という企画。
地下で眠っていたはぐれハイネス(怪人のこと)、ラクサーシャによって、イエローとブルーとブラックの「戦士の魂」が奪われてしまった。戦う意志を奪われ、死を恐れる3人(とホワイト)の前に、過去の戦士たちが現れた。応、なんと燃える展開ではありませんか。
と、この企画を知ったときは思ったけど、でも、今年で25周年の戦隊もの、単純に考えても過去の戦士たち全員引っ張ってきたら125人(6人目の戦士除く)。そりゃ画面に収まりきらんわな。つーわけで、厳選されたこの5人。レッドファルコン(ウルトラマンコスモスの隊長、かの嶋大介ですわ)、ギンガブルー(筋肉番付スペシャルのケインのライバル、照英。つーか、ケインも戦隊もの出身だ)、ゴーイエロー(役者さんは知らないっす)、メガピンク(同じく知らない)、そして御大、ジャッカー電撃隊行動隊長ビッグ1(演じるは永遠のヒーロー宮内洋)。そう、コレにちょっと「?」だった。だって、ほとんど最近の人たちじゃん。レッドとビッグ1はヨシとしても、他の3人じゃチョット役不足じゃないのか? と思ったわけよ。時間が72分というのも「短い!」と思ってしまって。まぁ、たいして期待してなかったわけだが。
過去の戦士たちがガオな人たちに今までの戦士たちの話をする際に、コレでもかと挿入される昔の映像。嗚呼、懐かしい。
それにしても、嶋大介は貫禄ついたなぁ。演技も上手くなったなぁ。なんか、先輩オーラが出ている。最近チョット太ったかな、と思ってたけど、それでもカッコイイと思ったもの。むしろ昔の映像のスーパーリーゼントがイタイ。
照英は変わらんな〜。まぁ、筋肉番付見れば出てるもんな。
ゴーイエローの人、なんでこのヒトが選ばれたのかが一番「?」だったけど、はっきり言って、イイよ。「ゴーゴーV」は言ってしまえば長男とオヤジ(マイク真木)とみやむーのための番組だったから、陰に隠れがちで、キャラも立ってなかったけど、終盤の怪作イエロー主役話で、突然牛乳が力の源の「バンダ流格闘術」の弟子であることが判明。胴着姿で牛乳の1リットルパックをだらだらとこぼしながら飲み、目を剥いて「はィ〜〜〜!」と構えを取ったときに、このキャラは完成されたね。本編はその後すぐに終わってしまって、そのキャラっぷりを見ることはほとんど出来なかったが、今回、あのときのままのキャラで登場。常に目剥きっぱなしのキレキレ演技。警官というより電波系犯罪者だな。いや〜、掘り出し物だ。
メガピンク。本放送時は高校生(実際にどうかは知らないが)だったけど、今回はすっかりいいおねーさんになってしまって、主役であるべきガオホワイトよりもイケテルのは問題ありだろう。
宮内洋は相変わらずです。はい。
ラクサーシャの声は「飯塚昭三」。飯塚さんといえば、かの「納屋悟郎(ルパンの銭形が有名だが、仮面ライダーシリーズのほぼ全部の首領はこの人)」と並ぶ悪役声優(ハカイダー、宇宙刑事シリーズのラスボスなど)であり、久々の悪っぷり全開。嗚呼、実に豪華。
それにしても、ツエツエ(敵の女幹部)、いつも顔はほとんど目元しか見えないし、服装もほとんど肌の露出が無い格好してて、大きいお友達をガッカリさせてたけど(実はスカートに凶悪なスリットが入っており、それが風ではためくと脚がほぼまる見えになる。萌え〜〜〜。しかし、1回くらいしか見たこと無いぞ、固羅)、今回水着で登場。…こんなにナイスバディだったのですか。美人だし。嗚呼、勿体無い。カーレン、メガレン、ギンガマンの頃なら、谷間見せまくりだったというのに。
以下これから見る人のために反転(ネタバレ注意)
このビデオには燃えポイントが3回ある。まずは言うまでも無く、過去の戦士たちの登場と戦闘。で、ラクサーシャは倒れ、巨大化する。嗚呼、巨大化したらもう終わりだな。
と思っていたら、コレが強い強い。ガオマッスルを倒し、ガオレンジャー危うし。って時に、現れたよ。絵? 何がって? それは、過去の赤い戦士の乗り物全部。しかも一画面に登場。オレはコレを見たときに震えたよ。やるなぁ、東映。過去の戦士たちの力を全て合わせて放つ、天地轟鳴スーパーアニマルハート。で、倒す。ここが第2の燃えポイント。
嗚呼、今度こそ終わってしまった。と思っていたら、ラクサーシャ復活。地球危うし。そこに現れるのは今までの赤い人たち全員。無論、スーツで本人ではないだろうが、燃えた。
これだけやってくれたら、もう文句ありません。いや、あるけど。しかし、それは言うますまい。思わずダビングなどしてしまったよ。ツメ折っとこ。