勝手にれびう
めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。
9/12(水)
某同人ゲーをやっていたら、その中で「妹切草」なるシナリオが出てきたよ。親親。つーことで今日はコレ。「弟切草」。
えーと、ゲームですな。販売はチュンソフト。と聞いてもピンと来ないかもしれん。別名、言わずと知れたエニックスですな。どういう関係なのかは知らんが。同じ会社の別部門? バンダイとバンプレストみたいなものなんだろうか。
で、コレは今でこそ当たり前になったサウンドノベル。オレが知る限り初ものではなかろうか。小説を読むように進み、途中の選択肢で展開が変わる、というやつね。
オレは大学まで自分のゲーム機を持ったことが無く、このジャンルを初めてやったのは、同じメーカーの「かまいたちの夜」。コレを友人にゲーム機ごと借りてやったのだが。
怖いっつーの(泪)。いや、マジで。どのくらい怖いかというと、オレは当時風呂トイレ共用のアパートにいて、当然風呂トイレは外。夜そこに行けなくなるくらい怖かった。だって、ドア開けたら誰かいたらイヤじゃん。そればかりか、部屋の中の障子を締め切り、変なものがいても(変なものってナニ?)視界に入らないようにまでしていた。同じことは「クロックタワー」のときもなったな。
しかし、かまいたちは結構中古屋でも見かけるが、弟切草はまったく見かけない。で、人に聞いても「こっちの方が怖い」という話で、オレの中で「怖いもの見たさ」な衝動がどんどん膨れ上がっていった。
そしたら、数年後にチュンソフトが今までのサウンドノベルをPSで全部出すときたものだ。そりゃ、買うしかないっしょ。かまいたち、街と購入し、いよいよ弟切草。
で、やった。
有〜無、バッドエンドが無いというのは如何なものか。いくら雰囲気で怖がらせても、最終的にシナナイのであれば、どんな選択肢だってどんな展開だって、怖さ半減。しかも、オレはかまいたちちっくなのを想像していたのだが、コレは選択肢で展開が変化というよりは、いくつもの展開があって、それを選択肢で結ぶ(説明が難しいが、やってみれば分かる)、という、ぶつ切り感満載なゲームだった。はっきり言って、攻略も何も無い。有〜無、ツマラン。
つーことで、早々に売ってしまったよ。やっぱ、過剰な期待というのはしちゃいけないね。