勝手にれびう
めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。
10/15(月)
それでは、完結記念ということで。「ブレイクショット」。
今までに何度かれびうしてきたけど、今月7、8巻が発売されて、目出度く文庫版も完結と相成りました。それでは、登場したトンデモ魔球の紹介などしてみませう。
ショトガンショット
ライバル加納が利き手の左で突いたショット。そのあまりのパワーに、的球が砕け、その破片がHボールに当たって、ポケットに落ちる。1度に最高4つのボールを落としている。
クーラーショット(正式名称不明)
主人公織田のショット。会場のカーテンを開けてもらい、温度を上げ、クーラーが動き出す瞬間を見計らって、台を飛び越すほどの高さのジャンプショットを打ち、クーラーの風で押し戻させて、Hボールに当てて落とす。
スルーショット
ジェフリー=ボイドのショット。手球と的球の間に邪魔な玉があった場合、猛烈な回転の、台すれすれのジャンプショットを打ち、邪魔な球の直前で着地。瞬間、それまでためていた回転力で一気に邪魔な球を迂回し、的球に当たる。このときのスピード、210km/hのため、人の目では追いきれず、邪魔な球をすり抜けたように見える。
水きりショット
ジェフリー=ボイドのショット。弾力のあるブラックカーボンで微妙な回転を与え、手球が水切りのように的球に向かって跳ねていく。
ドモンスペシャル
不出世の天才、土門のショット。的球に当てた手球をバックジャンプさせて、ふところすれすれを通らせる。白い服とあいまって、手球が消えたように見える。
リバースショット
加納のショット。Hボールを狙って突き、手球が当たるかどうかのところでバックスピンし、的球に当たるのだが、触れていないのに何故かHボールが動きだし、ポケットイン。コレだけは最後まで謎が解かれなかった。どうやってんだよ!? ちなみに、風圧ではないらしい。
ダグラスショット
織田のショット。手球が単独でジャンプし(台の端まで飛ぶ)、カーブしながら落ちる。的球と手球の間に邪魔な球があっても当てることが出来る。
ドモンスペシャルU
土門のショット。一瞬の間に球とクッションの間を行き来させる。球が3つに別れたように見える。
ドモンスペシャルV
土門のショット。土門スペシャルUで弾いた球と手球が当たり、手球が上にはじき出され、そのままHボールに当たってポケット。
D・H・S
織田のショット。ダブルヘッデッドスネークの略。手球を的球に当てて同時に飛ばし、片方をHボールに当てるとともに、もう片方で邪魔な球をはじき、Hボールをポケット。
ゴーストボール
土門のライバル、出島のショット。同じポケットに球を2個落とし、後から落とした方を先に落とした球に当て、もう一度台上にジャンプさせて戻し、Hボールに当ててポケット。まさか落ちた球が上がってくるとは思わないので、誰も気付かないうちにHボールを落としているため、この名がついた。
コンビネーション北斗七星
ライバル佐伯のショット。北斗七星の形のコンビネーション(つまり、7個の球を繋げる)でHボールをポケット。
ブラックホールショット
佐伯のショット。手球を台上の全ての球に当て、手球以外全てを同じポケットに。
サンダーボルト
加納のショット。スルーショットと同じ原理で、手球が直角に曲がる。
ニューサイドワインダー
織田のショット。的球に当てた手球で邪魔な球を全て蹴散らしつつ、Hボールに当てて、ポケット。
えーと、こんなもんか? 結構調べるのに手間取ったぞ、コノヤロウ。しかし、トンデモだ。まぁ、作者もマンガと割り切って描いていたようだけど。確かに、ビリヤードってあまり派手な動きが無いから、こういうことでもしないと少年マンガには向かんかもね。
しかし、最後の方はかなり駆け足で終わったな。もしかして打ち切り?