勝手にれびう

めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。

 

 12/2(日)

 それでは昨日の予告どおり、今日はコレ。「12.1. 全日本プロレス 2001世界最強タッグ決定リーグ戦 長岡大会」

 土曜日ということで、試合開始は6時。しか〜し、オレは今日も当然仕事で、しかも6時まで。そんなバッドな。つーわけで、午後から代休取る。別に3時、4時頃で早退でも良かったんだけど、同じ休むならやっぱ半日休みたいじゃない。
 で、まずは100円ショップで座布団を購入。前回の新日のときに、木の長椅子に延々3時間も座ってたら腰が痛くなっちゃってね。人はこうして日々進化していくものなのだよ。なんかラベルに「まくら」と書いてあったような気もするけど、多分気のせいだろう(ヲイ)。
 会場近くの本社駐車場到着が4時半。会場入りは5時からということだが、逸る気持ちを押さえきれず、4時50分頃には会場に到着。
 嗚呼、もうそこそこに人がいるねぇ。おっと、髪型、ヒゲ、顔の形、体型まですべて川田プチ川田(オレ命名)もいる。その後会場入りして遠目に見たら、マジで似ている。あの距離で写真をとったら、恐らく本人と間違えると思われる。
 さて、会場入り。今回も相も変わらずぴあチケットだが、前回みたいに「ん?」と見られたことは無かったと思う。
 今回は2階なのは相変わらずだが、指定席ではなく自由席。そしてひとりで来ているために、席を離れることができない(他の人に取られるかもしれないし。荷物を置いていくのは危険だし)。つーことで、まず先にグッズを見る。ま、パンフ(¥1,000)は基本だろう。その他は特にめぼしいものは無かったかな。
 2階席到着。親親。今回は東側と西側が指定席になっていて、前回新日のときにちょっと多めにお金を出して買った北側1列目の指定席自由席ですか。ナンダヨ、新日。しかし、前回の教訓から、北側1列目は手すりが邪魔をして非常に見づらいことが分かっているので、3列目に座る。当然、長椅子の一番端。脚伸ばしたい放題。有無有無、こうやって人は日々(以下略)。ま、それはともかく、この会場は狭いので、次回もわざわざ1列目を取る必要は無いように感じた。安いしね
 5時15分。まだ45分も待たねばならん。そして寒い。前回は蒸してたが、流石12月。
 やがて館内放送で、グッズの紹介など流れ、「現在、グッズ売り場には、かーわだ選手が来ております。かーわだ選手がかーわだ選手が」と、やたらと川田がいることを強調(注:こんな言い方ではない)。しかもTシャツ買ったらその場でサインと言われれば、皆雪崩のように押し寄せる。ま、オレは動けないんだけれども(泪)。
 しかし、流石にプロレス会場には男の長髪が多いなぁ。しかも、後ろ髪だけ長いパターン。まぁ、中には長井のような頭の人もいるがね(ゲーハー)。
 さて、6時になり、入場テーマがかかった。出てきたのはレフェリー? レフェリーの入場テーマ? と思ったら、その後にちゃんと選手が出てきました。

 平井伸和 VS 土方隆司
 正直、全日はテレビでやらないので、この辺の選手になると全然分からない。土方のほうはバトラーツのビデオに出ていたから多少分かるけど。後でパンフを見ると、嗚呼、平井WARのひとですか。新日のヤングライオン杯に出たこともあるそうだが…覚えてない。
 しかし、1試合目からフィッシャーマンズバスターとか飛び出すか。まぁ、2人とも若手というわけでもないしなぁ。
 試合の方は、平井が高角度STO(とでも言うのか?)でフォール。後で公式サイトと何故か持っているプロレスの技本で調べたところ、ロックボトムといって「相手の右腕と首を固めて、相手の足を刈り上げつつ叩きつける技」ということだった。やっぱり高角度STOジャン。

 本間朋晃 荒谷信孝 VS バンピーロ ジョージ・ハインズ
 まず外国人2人が先に出てきて、カラーボール投げなど行う。取った人はあとで記念品と交換だそうだが。そういえば、NOAH分裂前はラッシャー木村永源がやってたなぁ、と懐かしく思ってみたり。
 しかしまぁ、当然と言えば当然だが、2階席まではなかなか飛んでこないね。バンピーロなんて前のお客さんに手渡しだし。
 その煽りを食ってか、日本人2人入場の時には、何故かテーマ曲鳴らず。嗚呼、無情。
 それにしても、オレ、全員知らないや。関係ないけど、本間は黄色と青のショートタイツがを彷彿とさせるなぁ。
 試合の方はその本間がひたすらつかまって、荒谷はあまり出てこなかったように思う。で、本間がバンピーロの高角度喉輪落とし(公式サイトではGBHと書いてあるけど、雑誌ではバンピーロ・ボトムと書いてあった。いいじゃん、ハイアングルチョークスラムで)でフォール。

 休憩
 ここでしばし休憩。再びアナウンスで、今度はグッズ売り場にケアがいることを強調。再び雪崩が起きる。ま、相変わらず動けないんだけど(泪)。

 保坂秀樹 田中将斗 VS ドン・ハリス ロン・ハリス
 外国人の方は双子だそうです。しかも、でかい。2人とも2mを超えてるよ。
 親、今更ながらパンフ見たら保坂は同県人ではないですか。有〜無、結構ボコられていたぞ。田中の出番があまりなかったように思う。トペコンで飛んだけど、距離が足りなくてひとりパワーボムちっくになってたし。危ないよ。
 試合の方はハリス兄弟の2人がかりのバックドロップサイドバスター?)、Hボム(というらしいね。やっぱ正式名称はハリスボムなのか?)で、保坂をフォール。えーと、フォールしたのは髪のある方…って、パンフだと2人ともハゲじゃん。どっちが決めたんだ?(公式サイトによるとロンのようだな)

 北原光騎 嵐 VS マイク・ロトンド S・ウィリアムス
 嗚呼、ようやく顔の分かる人たちが出てきたよ。ウィリアムスは古株だけあって、人気もダントツ。対する日本人チームは外敵(WAR)ということもあって、一部ブーイングも。
 しかし、はどっからどう見てもヒロさんだよな(写真で見るとそうでもないし、だいいちデカイけど)。相手を倒しておいて、自らロープにとぶ姿なんて、まさしくセントーンだよなぁ。
 ウィリアムスはお腹の調子が良くないのか、前半にやたらとそこばかり攻められ、最後まで引きずっていたな。何か変なものでも喰ったのか? 何処ぞの50倍カレーとか。
 試合の方はロトンドブロックバスター北原をフォール。その後、お客さんと例のポーズをしていて、ちょっと羨ましかったり。

 冬木弘道 天龍源一郎 VS ジョニー・スミス 安生洋二
 本日の注目カードその1。なんたって天龍だ。それに冬木だ。それに安生だ。そしてジョニー先生だ。
 このメンバーの中でひときわ声援が多かったのがジョニー先生。ミスタープロレス天龍もいるというのに。やはり天龍は外敵(なのか? 今はWAR軍だけど)だからかね。
 レフェリーは和田京平。しかし、天龍と冬木が奇襲を仕掛けたために、京平コールは無し。
 しかし、この試合は冬木と安生のお笑い対決でもあったのね。安生は天龍と向き合うも、組んでこようとするのを全ていなして冬木に突っかかり、その後すぐにジョニー先生にタッチして引っ込むし。冬木は冬木でことあるごとに奇声(「ヒャーーーー」と言えばいいのか)を発する。攻撃受ければ「ヒャー」、攻撃すれば「ヒャー」、ヘッドバットすれば「ヒャーヒャーヒャー」。その度に笑いがおこる。反面、場外のマットの無いところで安生をボディースラムゴツン、という音が響き渡った。痛そ〜。
 天龍は相変わらず頑固親父で、非常にゴツゴツした攻めをしておりました。
 試合の方は、冬木のバックにジョニー先生がついたところを、冬木がジョニー先生の股の間をくぐって丸め込んでフォール。あの身体であんな動きもできるのか。決まり手はサムソン・クラッチだそうで。ってことは結構昔からやってた技なのか(冬木のはるか昔の名前はサムソン冬木)。

 太陽ケア 武藤敬司 VS 長井満也 川田利明
 コレコレ。コレを見なきゃ一生死ねない(文法変)。今回の注目カードと言うか、今シリーズの注目カードだな。コレを長岡でやってくれるなんて、流石全日本。馬場さんの地元(は三条だが)。
 登場時から客のボルテージはMAX。入場口に殺到。アナウンスで「道を開けてください」と言うが、それは無理ってもんだろう。紐も張ってないしね。
 さっきは無かった京平コールもして、そしてのっけから武藤VS川田が実現。もう、サイコー。
 試合中盤、気が付いたら武藤が長井にシャイニングウィザード!!! ヲイヲイ、そこでいくかよ、という感じで見てるほうも完全に意表をつかれた。長井はこれで、かなりグロッキー状態。
 そして武藤チームの膝殺し。武藤の四の字に長井が捕まり、川田がケアに場外に落とされカットに行けず、川田チーム大大ピーンチ。
 「まてまて、こんなことで終わるな。まだアレもコレも見てないだろ〜。がんばれ長井。ロープはそこだ」と、このときばかりは長井を応援。会場も大長井コール。そして、ようやくロープにたどり着いたけど、アレ、3分か4分は極まってたよ。痛みに耐えてよく頑張ったっ! 感動したっ!
 その後は一進一退の攻防が続き、川田と武藤の蹴りとシャイニングウィザードの打ち合い。両者とも倒されてはまた立ち上がって、相手を倒す。そして両者ダウン。全日の攻防では良く見られる光景だけど、鳥肌たった。だって、あれのどれもが、その一撃で決まってもおかしくない威力だというのに。何故立てるんですか〜!? このときばかりは不覚にも泣きそうになっていたよ。
 この時点で既に試合時間25分くらい(多分。興奮しすぎてあまり覚えていない)。場内は大大大声援でうわんうわんとしている。
 川田はなんとか長井にピンを取らせたいらしく、すぐに代わる。しかし、相手もそう一筋縄ではいかない。長井がコーナートップから空牙(要するにジャンピングニー)をケアに決めたときは、終わったと思ったのだが。
 残り1分。残り30秒。残り20秒。残り10秒。
 嗚呼〜、終わってしまった。フルタイムドロー
 長井は相当に悔しがっていたが、今日はよく頑張ったと思う。あの四の字でタップしなかったのはかなり凄いと思ふ。

 以上で本日の日程は全て終わりなわけだが、言いたいことが一つ。
 携帯くらい切っとけや、木瓜が〜!!! 
 最初のうちはまぁ、許すが、メインで鳴らしてんじゃねぇぞ、固羅〜!!!
 しかも出るんじゃねぇ、糞木瓜〜〜〜!!!! 
 あ、三つあった。

 

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