勝手にれびう
めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。
12/6(木)
スパロボ大戦 IMPACT発売決定記念ということで。
超獣機神ダンクーガ
さて、鷲、象、ライオン、豹の4体の動物型メカが合体して人型ロボットになるとします。いったいどういう形態になると思います? 「とりあえずライオンは胸だな」と思う人が大部分ではなかろうか。ダルタニアスの時代から、ライオンは胸というのは基本にして奥義。現在放映中の「百獣戦隊ガオレンジャー」も当然そうだし、ちょっと遡って、スーパーリーゼント島大介の「超獣戦隊ライブマン」でもそうでした。
しかし、その基本にして奥義を見事に外してくれた作品がこの「断空我(漢字で書くとこう)」なわけです。つか、普通のロボットの合体パターンをも見事に外してくれている。いかに鷲型だろうが象型だろうが、サイズは一緒なのが普通なのだが、断空我の場合、動物のサイズの縮尺のままでメカにしてしまっている。つまり、鷲は小さく、象はデカイ。こんなサイズバラバラの連中がどう合体するのかと思ったら。
兜かぶって下駄履きました。
分かりやすく言うとこんな感じか。要するに、ベースは象なわけです。首から上が鷲。足(脚ではなくて)がライオンと豹。残りは全て象。嗚呼、なんて無茶な合体。
本放送はちょうど世間がリアル志向に走って、スーパーロボット不遇の時代。断空我はリアルな世界観のなかのスーパーロボットという微妙な位置付け。しかし、前述の無茶な合体パターンや、個性豊か(過ぎ)なキャラクター(主人公からしてボサボサ頭に三白眼)、タイトルの断空我が10話が過ぎても出てこないなど、色々と話題性はあったと思うのだが、おもちゃが売れないと予算が続かないこの業界。30話あたりで無念の途中打ち切り。
オレもビデオで見たけど、確かに演出に首をひねる部分も少なくない(つか多い)。しかし、スパロボ大戦では何故か使ってしまう。何故か気になる憎いあんちくしょう。そんなユニット。気が付けばDVD−BOX(@A合わせて約7万)とか買ってしまっているし。
嗚呼、ちなみにビデオ見る場合は、劇場版の「ゴッド・ブレス・ダンクーガ」だけでいいからね。
しかし、今のバンダイの技術を総決算させた「超合金魂」で、コレ出してくれないかなぁ。そのときは2万までなら出す自信があるね。