勝手にれびう
めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。
2/24(日)
でわ、昨日こちんぴに見せられたコチラ。
男たちの挽歌
つーわけで、英雄男色本色ですわ。ま、解説できるほどの知識は無いので、某所の解説を参考に簡単に説明をば。
コレはアジアの映画王チョウ・ユンファと、監督ジョン・ウーの最強タッグによる香港映画で、893の世界でかなりの地位に上りつめたものの、ふとした事件で転落した2人(チョウ・ユンファ&テイ・ロン)の友情を描いた作品のようですな。あとは兄弟(テイ・ロン&レスリー・チェン)の絆か。
と、此処まで書いたものの、今まで出てきた人名、オレはほぼ知らん。嗚呼、ジョン・ウーの名前は、某「闘龍門」なるプロレス団体で、ドロップキックを受けた相手がまるでワイヤーアクションのように吹っ飛ぶ、そのままズバリジョン・ウーなる技の名前で多少知ってはいたけど。
コレを見ていて一番思ったのは、弟ウザイ、ということ。まぁ、確かに兄のせいで母は死に、父は冷凍刑…じゃなかった。兄のせいで父が殺されたわけだから、恨んで当然だし、オレ自身誰かのせいで父親が死んだ経験は幸い無いので、どのような心境になるのか想像もつかんので、批判はできないのだが、でも、あの病的なまでの「兄貴ファッキン」ぶりはちょっとひいてしまったかな。演じてる役者さんが若いこともあって、「これが若さか…」とサングラスを外してみたり(サングラスなんてかけてねぇよ)。
あとは、最初あんなに優等生だったテイ・ロンの部下が、3年後には暗黒街のトップになるのだが、何故あそこまでヤなやつになってるんだ? カレの身にいったい何があったのだろう。ま、確かにカレの憎らしっぷりのお陰で、ラストの説得力が生まれたわけだけど。その辺は忠臣蔵における吉良のようなもんだね。にしても、「オレは自首するが、金のお陰で3日後には保釈だ。だが、おまえは駄目だ」とか「世の中金のあるほうが正義なんだ」とかって台詞をあんな場面で言ったら、あの仕打ちは必然だろうに。それくらい想像できんかったのか?
にしても、以前こちんぴに勧められて見た「狼 男たちの挽歌・最終章」の時にも思ったが、チョウ・ユンファは死ぬ役でないと納得できないのか?
嗚呼、でもやっぱオレは、拳と拳もしくはポン刀とポン刀のぶつかり合いの方が好みのようだ。銃撃戦はイマイチ燃えない気がする。