勝手にれびう
めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。
4/2(火)
それでは恒例の。
4.1. 全日本プロレス 2002 チャンピオン・カーニバル 長岡大会
できれば週の頭から来て欲しくは無かったのだが、まぁ、それを言っても始まらない。とりあえず、きっちりと楽しんでこよう。ということで、気分を高めるために、昼休みに全日HPにいくと、何やら不穏な記事が。
川田、怪我のため負傷欠場!!
なんですとー!?。右ひざの前十字じん帯損傷、内側半月板損傷、外側半月板損傷だそうで、しばらくかかるっぽい。この前武藤から取り返した三冠王座も返上。なんか、川田はこんなんばっかしですな。つくづくトップには立てない宿命らしい。ファンとしては再起を信じて耐え忍ぶのみだが。しかし、川田がいないのかー。オレの中で今日のプロレスの楽しみの30%くらいが無くなってしまったな。嗚呼、この日は川田はタッグでの出場だったので、シングルで組まれてた日には、このパーセンテージ増は必至。ま、それはどうでもいい。有ー無、よかったチェックしといて。会場で知ってたら、そのショックはこの比ではなかったと思われ。前に新日が来たときにドラゴンが欠場したときには、なんとも思わなかったが(失礼)。
さて、試合開始は午後6:30。つーことで、5時になったら速攻で会社を離脱。いつものように、会場近くの本社の駐車場に車を停める。途中までは順調だったのだが、ルート取りを失敗して、後半は信号引っかかりまくり。かなりキレ気味。なんたって自由席ですから。早々に行かないとイイ席が無くなってしまうのよ。
本社到着後、常時搭載の愛茶利「シルバーバレット(仮)」に乗り込み、会場まで猛ダッシュ。会場到着は5:50過ぎ。嗚呼、そうそう。今回はいつもの「ぴあ」チケットではなく、純正の全日チケット。なんか、全日HPでチケットを買うと、送料手数料一切無しのチケット代のみで手元に届くことに、ようやく気づいたのよ。今まで送料&ぴあへの手数料を払っていた苦労はいったい…。嗚呼、オレの馬鹿。
会場 in。2階の自由席に向かう途中で、パンフ売り場にてジェスチャーにてパンフを購入。そのまま脇目もふらずに颯爽と2階席へ。さぞかしストイックなプロレスファンに見られたことだろう。嗚呼、きっとそうだ。ちらっと見た携帯ストラップが欲しかったなんて事は無い。嗚呼無いとも。五月蝿い、黙れ。
席のほうは、この時間でも結構空いていた。皆売店に殺到しているからかな。オレのいつもの席はすでに人がいたが(ファック!)、階段を挟んだ一番端に座ることに成功。まぁ、よかろう。
パンフなど読みながら、試合開始を待つ。やがて、選手控え室のドアが開き、誰かが若手に連れられて出てきた。アレ、小島だ。出てきた頃はまだ、それほど人に気づかれてなかったが、やがて皆気づき、殺到。イヤ、マジですげぇ。ちょっとした芸能人よりもすごいかも。まぁ、オレは席を死守するために動けないんだけれど。どうやら、今回の売店担当は小島らしい。
6:30。レフェリーも控え室から登場し、いよいよかと思うのだが、なかなか始まらない。結局、5分遅れくらいでスタート。1階は空席がそこそこあったので、親親と思って、ふと後ろを振り向くと、2階は超満員でした。びっくり。嗚呼、売店から小島が戻る際にまた皆が殺到していたのは言うまでも無い。
宮本和志 愚乱・浪花 VS ジミー・ヤン カズ・ハヤシ
第一試合からこのカードかよっ! まぁ、浪花とカズしか知らんのだが。この2人、決してこんな前で試合をするような身分ではない。誰かが言ってたけど、「コレ、前座じゃねぇよ」。まさにそんな感じ。
しかし、浪花はやはり上手い。動きでもキャラクター性でも、他を一歩抜きん出ている感じだ。
宮本は全日生え抜きの若手ということで、声援も多い。
カズはインディアンデスロック風のオモシロイ技など使ったりしてたし、やっぱりイイ選手なのだが、今回はパートナーのジミーの方がヨカッタ。イヤ、全然知らんのだけど。
最後はスカイツイスタープレス(?)で、ジミーが浪花からフォール。
ヤス・ウラノ 平井伸和 VS Hi69 ジョージ・ハインズ
この試合は生粋の全日ガイジン、いい人ジョージの独壇場かな、と思っていたけど、意外とHi69人気が高い。嗚呼、Hi69は「ヒロキ」と読むらしい。しかし、平井ってこんなにでかかったっけ? 前見たときはもっと小さかったような気が。
試合の方はHi69がつかまるケースが多かった。しかし、Hi69、ドロップキックの度にバク宙するのは確かに凄いんだけど、後半のヘロヘロなときにはやらん方が…。ひとりパワーボムになりそうだったし。フラフラなHi69が起き上がってくるところを、後ろから狙うヤス。会場のオコチャマたちから「うしろー、うしろー」という声援が。嗚呼、志村だ(笑)。
最後はスワンダイブ式ムーンサルトプレスで、Hi69がヤスをフォール。
土方隆司 奥村茂雄 VS 荒谷信孝 安生洋二
もう、なんつーか、安生サイコー!!! ひらすら土方のつま先を踏む。ロープに跳んで、ラリアートでもするのかと思いきや、つま先を踏む。荒谷に土方を羽交い締めにさせて、ロープに跳んで、またしてもつま先を踏む。張り手合戦をしといて、つま先を踏む。あとは急所攻撃。レフェリーのブラインドで2回やり、会場からは大「もう1回」コール。これには安生も戸惑ったようだが、それでもきっちりやってくれた。さらに起こりかける「もう1回」コールに「もういい」「つぶれちゃう」コールが起こったのには笑った。
そして、土方の逆襲。荒谷をコーナーにぶつけ、そこに安生を投げ飛ばす。倒れた安生の上に倒れる荒谷。その頭は見事に安生の股間に。つーか、この後、安生と土方はずーっと股間を押さえているし。だから、「きん×まー」とかのアピールはもういいから。
最後は安生が変形の四の字固め(?)で奥村を押さえている間に、荒谷がラリアートで土方をフォール。いやー、笑かしてもらったよ。泪出そう。どっちかっつーと、安生 VS 他 という感じだったな。
休憩
特にこれといったイベントも無く。嗚呼、今回の売店担当はケア。
保坂秀樹 長井満也 VS ザ・セッドマン マイク・ロトンド
長井のテーマ、カッコイイ。
試合の方は1個前の安生の試合がヨカッタのと、休憩のあおりを食って、ちょっとクールダウンな感じで。長井が空牙でセッドマンをフォール。
本間朋晃 太陽ケア VS ケンドー・カシン S・ウィリアムス
いよいよ、カシンの登場。大カシンコールが巻き起こる。しかしカシン、ウィリアムスがフォールされて、カットにいくのに、フォールしているケアにいかずに、マットを叩いているレフェリーの手を止めるというのは、らしいというかなんというか。その後、レフェリーそっちのけでカシンと本間がスモールパッケージホールド状態のケアとウィリアムスをごろごろと転がし、勝手に3カウント合戦開始。あ、本間が3つ叩いちゃった。しかし、何事も無かったかのように試合は続き(笑)、ウィリアムスの唾が客席に飛ぶ。永源? そして、カシンのロープを利用した首四の字が炸裂。をを〜、生で見ちゃったよ。
最後はウィリアムスがバックドロップで本間をフォール。ヲイヲイ、それはマズかろう。本間は一人では立てず、背負われて退場したし。しかし、カシンとウィリアムス、結構イイんじゃないのか。ふたりでTOPポーズなどしてたし。
マイク・バートン VS ジム・スティール
さて、今回のシリーズの目玉、チャンピオン・カーニバル(14人の選手がA・Bブロックに分かれての総当りリーグ戦)の試合がいよいよ始まった。普段はタッグパートナーの2人が激突するこの試合、まずはクリーンに握手からのスタート。
途中で、バートンのギロチン式エースクラッシャーと見せかけて、身体を回転させるという、よく分からない技が飛び出すも、基本的には打って投げてという試合だったな。つか、バートンしゃべり過ぎ。
最後はバートンバスター(?)で、バートンが勝利したわけだけど、勝因はやはりターボドロップUは喰らっても、Tは凌いだ点にあるんじゃないかねぇ。つーか、見たかったよー、ターボドロップT。試合後もクリーンに握手で終了。
小島聡 VS 嵐
もー、とにかく小島人気が凄い。入場前から大小島コール。小島がピンチだと小島コール。嵐がピンチだと小島コール(笑)。なんとか嵐コールを巻き起こそうとする人もいたが、あっさり潰えてた(笑)。
しかし、そこは嵐もふんばる。終盤の小島のフォールをカウント1で返したり、あの巨体(150kg)でトップロープからボディープレスしたり。しかも、通常のフライングボディープレスは相手を自分に対して横に寝かせて、まっすぐ飛ぶのだが、嵐はパワーボムで叩きつけ、縦に寝かしてからトップロープへ。どうするんだろうと思ったら、空中で体を移動させてたよ。また空中姿勢がイイんだ。アレは決まっててもおかしくなかったね。
最後はラリアートで小島がフォール。しかし、オレの中で嵐株はかーなり、上がったね。
武藤敬司 VS 天龍源一郎
今回のメイン。やっぱ新潟は優遇されている。まぁ、今シリーズはチャンピオン・カーニバルなので、毎日が注目の試合目白押しなのだが。
開始早々、武藤のシャイニングウィザード炸裂! うぉぉぉぉぉ〜。場外に逃れた天龍に対し、再度シャイニングを仕掛けたが、避けたのかなんなのか(場外の反対側だったのでよく見えない)武藤は鉄柱に激突。見事に流血してました。
その後は天龍のグーパンチと武藤の足殺しの打ち合い。しかし、天龍のグーパンはマジで痛そう。アレは反則だって(実際反則だけど)。しかも、きっちり傷口を狙ってるし。今回、天龍は武藤のここぞ、という技をすべて防いでたね。ドラスクからの足四の字はグーパンで防ぎ、ムーンサルトプレスはパワーボムで、そしてトドメのシャイニンは腕ブロック。武藤も雪崩式フランケンは叩き落したり、ノーザンライトは暴れて防いだりはしていたのだが、最後の最後にグーパンからの垂直落下式ブレーンバスターで、天龍の勝利。
6:30試合開始で、この時点で9:30。いや〜、堪能致しました。しかし、最後の試合の選手が退場しないうちに皆帰り出すのは如何なものかと思うが。せめて会場が明るくなるまではおとなしく余韻に浸れや。
若手がリングを片付けるのをしばらく眺めた後で、撤収。親親、もう店じまいした売店に元子さんがいるではないか。思わずモバイルカメラを取り出しかけたけど、やめといた。
5/1には今度は新潟に来るのか〜。しかも黒使無双(武藤)と白使が来るのか〜。嗚呼、行きたい。でも流石に無理ですな。時間的にも金銭的にも。