勝手にれびう

めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。

 

 5/17(金)

 結局、全巻揃えちまった。

 ミスター味っ子

 

 文庫化してから、暇なときは常にコレを立ち読んでいたような気がする。で、購入を決意したのが、GFのあと。ってことで、2週間も経たないうちに全10巻買い揃えてしまいました。金も無いのに。
 本連載は小学生の頃だよなぁ。で、その頃はジャンプ全盛。マガジンなんて読もうともしなかったわけで、でも、コレは読んだ覚えあるんだよな、何故か。オレが覚えてたのは駅弁対決(文庫で言えば3巻)までだな。あの2段重ねにして、下に生石灰と水袋を入れてあたためる、というギミックがガキのオレには相当お気に入りだったに違いない。
 しかし、やっぱりトンデモ料理マンガだよなぁ。「陽一の料理が破天荒すぎる」とか、「素人の審査員が料理人の工夫をビシバシ言い当てる」とかは、以前から言われていたこと。つーか、南部煎餅とトマトの味噌汁だけはどーしても納得いかない。誰か作ってみてくれよ。
 オレが一番気になった(というか、ムカついた)のは天丼編に出てくるいとこの高太郎だ。自分がてんぷら屋をクビになったので、泣きついてきたのがきっかけで天丼勝負になったというのに、陽一の作る料理を試食して一言。「なんだこりゃ!?」 オマエは〜!!! もう少し、すまなそうな態度が出来んか? しかも人に悩ませといて、自分はテレビで笑点か、固羅。
 あとは、結構色んな対決のときに、相手の料理人(どうしてか、皆凄いなやつ)が「うちのは美味い。あそこの店なんてすぐに潰してやる。HAHAHA」というように客に吼えると、客は「HAHAHA。凄い勢いだ。気に入った。もう1つくれ」とか言う。オマエ、普通ラーメンもう1杯とか言うか? 皆さん気にならん?
 まぁ、しかし一番気になるのは博多の少年料理人、素材の魔術師中江兵太くんなのだが。

初登場時

最終巻

 わ、若い…! いったいカレに何があったのだろう。あご割れてるし。
 文庫版にはおまけとして、劇中の料理のレシピが出てたりするのだが、日之出食堂名物の特製カツ丼のつくりかたも当然載っている。しかし、2度揚げしてないジャン。駄目駄目だ。
 嗚呼、しかしカツ丼喰いたい。できれば赤い方。

 

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