勝手にれびう
めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。
6/27(木)
愛の心にて悪しき空間を断つ 名づけて断空光牙剣！
超獣機神ダンクーガ GOD BLESS DANCOUGA
断空我ですな。此処を見ている以上、最早説明の必要は無いと信じて、説明は無し。
ダンクーガはTV版のビデオ以外に、OVAとして3作が世に出ている。打ち切りとなったTV版の総集編＆続きを収録した「失われた者たちへの鎮魂歌」、TV版の後日談となる「GOD
BLESS DANCOUGA」、その後の話「白熱の終章」（スパロボIMPACTはコレがメイン）。あとは獣戦機隊ライブビデオなんかもあるけど、それは割愛。
で、GOD
BLESS〜だ。オレの独断と偏見に寄れば、上記3作を見比べた場合、コレがダントツで出来がヨイ。もともと劇場公開用に作られた作品であるため（公開日程の都合等で実現しなかったらしいが）、まず作画が段違い。展開はお約束。しかし、ダンクーガという作品が、主人公たちの破天荒なキャラと裏腹に重く暗い作風で、イマイチすっきりしないのに比べると、コレはまさに王道とも言えるべき作風。燃え＆爽快。やっぱ、アニメ見て暗くなっちゃ駄目でしょう。
最初っからいきなり鳴り響くスクランブル。BGMは「愛は奇跡」（スパロボIMPACTでのダンクーガのBGMである名曲）。出撃。しかし、訓練だったというオチ。しかも搭乗してたのは獣戦機隊見習いだし。そしてその教官がビッグモス（ハンバーガーに非ず）操縦者の亮とは、なんとも燃える展開。「スクランブルから発進まで1分切った」と喜ぶ見習いたちに「遅い」と言う亮。無茶だと言う見習いたちに「オレたちは30秒でやった」と言うが、小生意気な1人（佐々木望なんだけど）は信用しない。そこで張り手1発。其処に現れた輸送チームな人に「今度の教官は随分と荒っぽいな」と茶化されたのに答えて曰く、「オレたちの頃に比べれば天国みたいなもんさ」。
嗚呼、兼人燃え〜。何故死んだ…。
無論、メカでも燃えまくり。TV版の後日談ということで、ダンクーガも強化改造されている。TV版ではブースターと合体することで空を飛んだダンクーガだが、今回は翼が内臓されている（マジンガーZからグレートマジンガーになったようなものだな）。当然、合体シーンなども書き下ろしだし、そして、スパロボ大戦で猛威を振るう断空砲フォーメーションや断空光牙剣は今作で初登場。本来、断空光牙剣はガンドール砲のエネルギーを断空剣に充填し、超巨大なビーム剣として使用する荒業。はっきり言って、このシーンで燃えない輩は漢ではない（この台詞久しぶり）。今回のスパロボIMPACTではガンドールがいることだし、この辺が再現されてるといいなぁ。最近全然やってないので未見。
つーわけで、ダンクーガの雰囲気をつかみたい人はコレだけ見てください。深入りすると後悔するでよ。ケケケケ。