勝手にれびう

めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。

 

 7/2(火)

 どうしても桂三枝が浮かんでくるのは仕方あるまい。それは風水師…って、誰がついてこれてるのやら。

 陰陽師☆安倍清明〜王都妖奇譚〜

 つのだ☆ひろに非ず。嗚呼、そんなことはどうでもヨイ。時代劇で定評のあったフジテレビの雲行きが怪しくなったよ作品第1弾。つーか、第2弾があるかなんて知りませんが。
 NHKではゴロちゃんがやり、映画では誰がやったか忘れたが、いつの間にか陰陽師ブームなんてものが来てたよね。陰陽師なんて、少し前までは法術系マンガご用達のアイテムで、明らかに男向けなポジション(しかもマニア系)だったのに(例えば孔雀王…って古っ)、気がつけば世の女どもが熱狂するようなものに。まぁ、世のブームを作り出すのはすべからく女なんだけどさ。まるで昨今の特撮に女が群がる現象のようだ。
 で、オレは陰陽師はそんなに造詣が深く無いのね。こういうふぁんたじぃなジャンルはキライじゃないんだけど。人生のレールが大学の頃2年くらいかすってたけど、今じゃまったく別の道。しかし、やっぱりキライじゃないので放送開始である今日は見てみました。
 感想としては、そんなに悪くない。オレは面白かったと思うけど。ナレーションの小林清二がぐっと引き締めていたと思う。流石次元
 しかし、最初に三上博(安倍清明)ロン毛を見たときにはどうしようかと思った。もうロン毛っていう歳じゃないだろう。ヒカルの碁の背後霊な人みたいな感じ。いや、よく知らないけど。個人的には占い師つながりで高野八誠(アグル=ライア=手塚)にやってほしかったような気もする。嗚呼、ちなみに陣内孝則のロン毛はアリ。アレは由比小雪型ロン毛だから。分かりづらい。
 しかし、見れば見るほど、オレが2年くらいかすってた頃に読んでいた小説に似ている。清明と武士(でいいのか? 平安時代って)がツイン主役だったり、武士な人が霊刀持っていたり。ちなみに、その小説では主役は武士のほうで、清明もまだぺーぺー(既に霊力は破格だが)。で、主役の祖父(故人)が大物で、後々明かされるのだが、なんと菅原道真。かなりの大風呂敷ですわ。で、後に雷神となったという逸話を元に、主人公の刀は妖を斬る雷をまとう。嗚呼、なんて燃える設定。そういえば、本作の霊刀は雷切丸って名前だったな。ビリビリだったし。有ー無。似ている。
 まぁ、それはそれとして、賀茂保憲って清明の師匠のはずなのだが、何故に段田安則。イヤ、名前一緒だけど。もうキャスティングがこの人な時点で駄目人間感が漂っていたけど、やはり期待を裏切らなかったか
 とりあえず、来週も見ると思う。でも全5回なのは微妙な数字だな。まぁ、妥当な線か。

 ふと思い出した。そういや、孔雀王も三上博ジャン。いや、それだけ。

 

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