勝手にれびう
めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。
7/4(木)
鎌井たちの夜。
かまいたちの夜
といっても、ゲームじゃないよ。昨日の夜9時からTBS系でこんなものをやっていたのですわ。主演藤原竜也、ヒロイン内山理名で。無論、ベースはかの有名な「かまいたちの夜」。スーファミにてチュンソフトが手がけた本格派サウンドノベルですな。後にプレステでも出たけど。恐らく、今度「2」が発売されるので、それに先駆けての話題づくりだと思うのだが。そうじゃなきゃ、この時期にこんなドラマをやる理由が分からない。
で、内容としては、ネットで知り合ったゲームのファンたちがオフ会を行うことになり、かまいたちの夜の舞台となったペンション「シュプール」のモデル、「クヌルプ」に泊まる予定だったのだが、何かの手違いで予約が入っておらず、ゲームと同名の「シュプール」に泊まることになる。そしてその夜、ゲームと同じようにメンバーの一人が殺された。という感じで。
随所にそれらしさを漂わせつつ(ゲーム同様グロい場面では画面がモノトーンに切り替わったり)話は進んでいくのだが、終了まであと15分も無いのに、まだ推理シーンにならない。ホントに終わるのか? と思ったときに事件は起こった。
推理なんて必要無いジャン!!!
待て固羅。そういうオチか? それアリ? マジっすか?
7/18にDVD化され発売だそうで、見逃した人必見。まぁ、誰も見ないと思うけど。一応反転ネタバレで。
犯人は主人公(藤原竜也)の精神世界が作り出した虚構の人物である真理(内山理名)。主人公が望んだ姿を持ち、主人公が望んだが故に実体化し、主人公が心の奥で殺意を抱いていた職場の上司(実はゲームのファンであり、オフ会に参加。そんな偶然あるかよ)を殺したんだそうな。でも、その理屈だとその他の人を殺す理由が無いのでわ? 特にぬっくん。というわけで、最終的には主人公以外が皆死んだシュプールで、主人公が血まみれで1人でブツブツ言っているシーンでラスト。えーっ?
有ー無。正直、オレの2時間を返せって感じですわ。確かに、ゲームなら、いくつかあるエンドの中にコレがあっても違和感は無いが、ドラマみたいに1本筋でこのラストは如何なものか。
まぁ、とりあえず初めて見た(多分)内山理名は非常に萌えだったが。