勝手にれびう
めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。
10/6(日)
合掌。
王道30 GIANT BATTLE in 武道館 1st BATTLE 明(あかるく)の闘い
全日ですな。といっても、見に行ったわけではなく(武道館なんて行ってられるか)、ビデオだけど。コレは今年の7/20に全日本プロレス創立30周年を記念して行われた興行の1回目。全日のテーマである「明るく、楽しく、激しく」にちなんで、コレの他に「楽しくの闘い」「激しくの闘い」もあるのだが、それはまだビデオ化されていない。
んで、コレ。なんといっても話題は武藤敬司トリプルヘッダーであろう。要するに、武藤が1日に3試合をこなそうというわけ。コレは武藤が本人以外に「黒師無双」そして「グレート・ムタ」という2つの人格を持っているからこそできる芸当で、しかもこちとら週プロは欠かさず立ち読んでいる(買えよ)ので、結果を既に知っており、全部に勝ったっていうじゃない。嗚呼、見て〜! とは常々思っていたわけだが。
まずは黒師無双 VS カズ・ハヤシ。
この試合は黒師云々より、一昔前の武藤の真似をして登場したカズのセンスを誉めるべきだろうね。入場テーマやいでだちはもちろんのこと、トップロープを宙返りで超える入場シーンが非常に懐かしくてよかったっす。
続いて武藤、マスカラス、ドスカラス VS ブッチャー、グラン浜田、愚乱浪花。
コレは武藤云々より、マスカラス、ドスカラス兄弟のほうに目がいくよね。編隊飛行(要するにツインのフライングクロスチョップ)とか。マスカラスなんてもう60だってさ。凄ぇジジイだな。
そしてラストはグレート。ムタ VS 愚零斗孤士。
愚零斗孤士ってのは要するに小島聡なわけだが、ペイントすると孤士になるようだ。って、それはムタのパクリじゃん。まぁ、ムタもザ・グレート・カブキのパクリ(息子という設定のようだが)だけどね。その他にもグレート・ニタというどーでもいいのもいたような。ちなみに今新日に出ているムタは別人です。
流石にこのキャラには一日の長があるだけあって、ムタのほとんど一方的なペース。孤士の方は途中でペイントはがされて小島に戻ってたし。この試合のムタは卒が無いというか、ラフファイトラフファイトで要所要所はきっちりと技でシメ、ラストは椅子を使ってのシャイニングウィザードから指極め(反則)腕ひしぎ逆十字。嗚呼、卒が無い。ちなみに今じゃ最強のプロレスラー(オレは認めないけどな)小川もこの技で撃破してる。
嗚呼、無論コレだけではなくて、そのほかの試合も収録されているのだが、普通これだけビッグカード連発だと他の試合は埋もれてしまいそうだけど、イヤ、皆いい試合だったよ。メインのケア VS 天龍 は言うに及ばず(つか、マジでいい試合)、嘘くさいルパンなジミー・ヤンなんていい仕事してたなぁ。
つーわけで、全日ファンなら必見でしょう。あと、どうでもいいけどアナウンサー、長井の膝蹴りをシャイニングウィザード言うのヤメロ。シャイニングウィザードは相手の膝に乗っての顔面への膝蹴りだ。長井のはただの助走しての膝蹴り(しかもボディへ)だろーがよ、固羅。