勝手にれびう

めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。

 

 12/10(火)

 嗚呼、懐かしい。

 幽遊白書

 

 といっても、マンガの方ではなくて、アニメの方ね。昨日、レンタルビデオ屋でふと目に入ったのだよ。で、借りてきた。最終巻(またかよ)。
 原作は富樫義博。別名セーラームーンの旦那。ジャンプで一時代を築いていたから、説明は不要かな。長者番付にも載ったしね。かくいうオレも読んでいたし、アニメも無論見ていた。しかし、原作の方の最後の方は、なにやらあっさりぷつんという感じであった(集英社と富樫の不仲説もあるけど、真相は不明)。そんなわけだからかどうかは知らんけど、アニメの最後の方は、原作とは違った展開を見せまくり。一番の違いは、最後の大イベントであった「魔界統一トーナメント編」
 原作では盛り上げるだけ盛り上げておきながら、各試合の繊細を詳しく見せること無しに終わった(まるでタッチのようだ)。その後の展開も「嗚呼、コレは終わるな」という雰囲気を漂わせつつしばらく続き、そして唐突に終わった。
 対して、アニメの方はオリジナルでトーナメントの試合(といっても、主人公近辺のやつらの試合のみだが)を見せてくれて、それが終わったら最終回。原作のトーナメント後の話のいくつかをキレイにまとめつつ、爽やかに終了した。
 んで、ビデオ最終巻はラスト5話が収録されていて、「蔵馬VS時雨」「飛影VS軀」「幽助VS黄泉(2話)」「最終回」というラインナップ。もうね、他見なくていいけど、この5話は見ておいて損は無いでよ。思わず見始めたら止まんなくて、気が付いたら夜中の1時だったよ、月曜から。
 しかし、作画はキレイだし(やっぱ、アニメの命は作画だよね。コレがキレイだと俄然見る気になるものな。余談だが、るろ剣のアニメをオレはほとんど見ていなかったのだが、たまたま見たときに京都編の一番最初の剣心に別れを告げるシーンで、そのアホほどキレイな作画に、その後はずっと見続けてたという経験アリ。更に余談だが、アニメ見てから原作読んで、がっかりした経験もアリ)、結構、アニメオリジナルの話は下らないものが多い場合もあるけど(独断と偏見で言えばドラゴンボーr)、コレは話の出来もアリ。最終回も特に大きなイベントも無く、後日譚といった感じで淡々と話は進み、それが故にえらく心に染みました。
 嗚呼、しかし、飛影と軀はベストカップルだよなぁ。殺伐としてるけど。オレは原作読んだだけでは軀はだと思ってて、アニメも声当ててるのが高山みなみ(コナンくん)なので、声優は女だけどキャラは男だとずっと思っていて、劇中で女であることが判明して「!?」となったのを覚えている。それまでこの二人の関係は友情だとばかり思っていたのだが、まさか男女カップルだとは思わなんだ。どっちも似たもの同士で力は軀の方が圧倒的に強いんだけど、立場は対等というあたりが非常にイイ感じですな。
 ちなみに正ヒロインを演じるは天野由梨。嗚呼、レイン…。

 

DEC REVIEW TOP  REVIEW TOP  TOP