勝手にれびう
めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。
1/8(水)
みゆき節炸裂。
黄砂に吹かれて
最近工藤静香づいててさー。と言っても、これは工藤静香ではなく、作詞家である中島みゆきヴァージョン。
オレが工藤静香を知ったのは「MUGO・ん…色っぽい」からで、当時はトップテン、ベストテン全盛期だから、その後もシングル出すたびにランクインしてテレビに出るわな。「恋一夜」「嵐の素顔」と続いて、この曲の登場となる。この曲も非常に「らしい」のだけど、アップテンポでありながら何処か寂しさを感じさせる曲調と歌詞が、それまで(ったって、オレの知識では前述の3曲のみなのだが)とは何処か違う雰囲気で結構気に入った。恐らく、この曲がオレの中で工藤静香を認めた曲になるんだろうな。その後はランキング番組の衰退と共に工藤静香は地下に潜るわけだが。余談だが、その直前に出した「千流の雫」は何気に名曲。テレビではほとんどかからなかったけど。
んで、みゆき嬢の出番。なんか知らんけど、一時期身内が中島みゆきにはまってたというか、知り合いから借りまくってた時期があって、これもその中の1枚に収録されてた。初めて聴いたときはぶっ飛んだけど。
なんつーか、えらくムーディーなんですけど。ゆったり感が増し、そしてこののろくなったテンポというのがみゆき嬢の情念(怨念?)込めた声とよく合うのよ。しかし、この声での「うそつき」「うそつき」「うそつき」こみあげるの部分は激しく怖い。いやマジで。井戸の底から呪ってきそうな声だな。
まぁ、しかし、この程度などまだまだ甘いということを、数年後の「慟哭」で我々は思い知らされることになるのだがな。