勝手にれびう
めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。
3/13(木)
CD「角川アニメ スーパー・ベスト」より。
火の鳥
まだスタジオジブリが今の地位を築く前、日本アニメ映画界(というか日本映画界)は角川が握っていたといっても過言ではないだろう。1983年の「幻魔大戦」を皮切りに、「少年ケニヤ」「カムイの剣」「火の鳥〈鳳凰編〉」「時空の旅人」「迷宮物語」と立て続けにアニメ映画を量産。このままの流れでいけば、今のジブリの隆盛もあったかどうか。全ては春樹のパーティーのせいで見事に吹き飛んだわけだが。
実際、オレが見たことあるのは「火の鳥」のみ。確か、〈鳳凰編〉の他に〈ヤマト編〉と〈宇宙編〉があったはず。後ろの2作はビデオのみだったけど。親、その前に〈黎明編〉なんてのがあるのか。それはともかく。オレが見たことあるのはヤマト編と宇宙編。鳳凰編は実は見たことが無い。なんか、全部の話がリンクしているらしいのだが。そして、宇宙編は子供ながらに激しく怖かった。一面に女体の下半身が植物のように地面から生えている映像はシュールすぎてナントモ。
嗚呼、それはおいといて。
火の鳥〈鳳凰編〉において、その主題歌となったのがこの「火の鳥」…って、まんまジャン。歌うは渡辺典子。誰だか知らないが、「少年ケニヤ」「カムイの剣」の主題歌もこの人が歌っている。
見たこと無い。見たことあるやつの主題歌が同じだったかどうかも記憶に無い。にもかかわらず、この曲の出だしを聴いたら一瞬で「火の鳥?」と思ってしまった(歌詞で「火の鳥」と出てくる前に)。無論、このCDの中に「火の鳥」の音源が収録されていたのが分かっていたから、ってのもあるけど、凄くない? それほどまでに、曲と映像のイメージが一致していたのだろう。映像の方はどーでもいいが(ヲイ)、この曲は必聴。この世界観はそうは出せまい。
しかし、どーしてもオレの中ではファミコン版「火の鳥」の印象の方が強いなぁ。散々やったからね。我王がノミと鬼瓦でもって敵を倒していくゲーム。