勝手にれびう

めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。

 

 3/16(日)

 ようやく完結。

 鉄拳チンミ 17&18巻

 

 というわけで、14巻後半から始まって、4巻にわたって繰り広げられた天覧試合編もようやく終了。先月発売の16巻の時点の進行具合で「あと1冊かな?」と思っていたので、今月2冊発売されてて吃驚。18巻の1/4程度で本編が終了して、残りは外伝だったりして、なお吃驚。
 まぁ、試合自体は17巻で決着ついているわけなんだが、

 通背拳万歳。

 この一言に尽きる。天覧試合は無手と武器有のトーナメントが行われ、それぞれのトーナメントで最終的に勝ち上がった2人が決着戦をおこなうわけなのだが、無手組は無論チンミが勝ち残り、武器有組は以前チンミをボコにしたことのあるライバルであるシーファンという棍使い。しかも、悪人に脳味噌に針撃たれ、皇帝暗殺のための殺人マシーン状態。その必殺技が突き出す棍に強烈な回転を加えることで、石畳を突き通すほどの破壊力を生む捻糸棍。これに対し、チンミは通背拳を棍に炸裂させ、衝撃を棍を貫通させてシーファンに直接叩き込む。しかし、棍の勢いが強く、体制が崩れるチンミ。だが、それを回転力に換え、一気にシーファンの懐にもぐりこみ、逆手による通背拳。シーファンの身体を吹き飛ばす。名づけて連続(ダブル)通背拳! イヤ、名づけてないけど。コレで燃えないやつは馬鹿。
 そして、この皇帝が若いくせにいいキャラなんだよなー。こんな上司が欲しいぜ。イヤ、マジで。
 ともあれ、決着後にもいくつか話を続け、余韻を持たせてくれたという点でかなり評価が高い。やっぱ名作だよな、コレは。とても昔トンデモビリ(以下略)

 

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