勝手にれびう

めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。

 

 4/21(月)

 兄者の台詞は4回程度だったな。

 天罰屋くれない 闇の始末帖

 http://www.tv-asahi.co.jp/kurenai/


 25年も続いた「暴れん坊将軍」が終了し(流石に暴れん坊って歳じゃないしね、)、その後を受けて始まったのがコチラ。えーと、なんというか、必殺です。要するに、「法で裁かれぬ悪を云々」というやつ。
 しかしながら、この時間はフレンドパークが我が家のディフォルトなわけで、普通ならば見られないし、暴れん坊将軍とか八丁堀とか三匹の侍(高嶋弟)とかは「ま、いいか」と見なかったのに、これに関しては「録画しなきゃ」と思わせたのは、やっぱ、時代劇好きのDNAの中に刻み込まれた「必殺」の大きさというものだろう。「なんだよ、必殺のパクリかよ」と斜めに構えつつも、やっぱ見たくなるものな。
 主演は片平なぎさ。オレの前情報では此処までしか知らんかった。で、録画しつつも、本放送も途中から見始めたのだよ。しかも仕置直前から。そんなわけだから、基本的に画面が暗くて誰が誰やら分からない。分かったのは、元締めの古谷一行と、浪人の渡辺裕之。その他に、三味線屋の勇次というか組紐屋の竜みたい人。オレは最初、三浦浩一だと思ってたのよ。そしたら、高知東急だった。結構似てる? それと、簪屋の秀というか鍛冶屋の政みたいな人。後から見直したら、白川裕二郎(ゴウライ兄)だった。おっとびっくり。つーか、言われても気づかねぇ。しかも、ホントに鍛冶屋だし。武器は怪力のようだけどな。あとは繋ぎ役の若い女。之は上原さくら。バカ女のイメージしか無かったけど、結構卒無くこなしていたようだ。
 あとは一般人として、片平なぎさの旦那が嶋田久作。何故この人と結婚したのだろう(失礼)。激しくいい人だったな。それと、片平なぎさの親父(回想シーン)が博太郎。どーん。それから、悪の商人がよく見るガマガエル風の人。思わず笑っちまった。
 内容は、丁寧に作っているな、ということで好感度高し。やっぱ、パクリであろうとワンパターンであろうと、真面目に作ればいいものはいいんだよな。でも、音楽面ではちょっと不満。必殺のヒットには、あの特徴的な仕置のBGMも一役買っていたと思うのだが、今作ではあまりインパクト無いものな。まぁ、それはこれからか。
 しかし、必殺の場合、「晴らせぬ恨みを晴らす」わけだが、「決して正義の味方じゃなくて、ただの人殺しだよ」というスタンスを最年長の主水が守っていたものだが、今作の場合、最年長の一行自ら、「天に代わって裁きを下す」と言ってるのは如何なものか。下手すりゃアブナイ宗教ですがな。今の時代、やっぱあーゆー世界観は難しいのかね。
 個人的な期待としては、片平なぎさが小太刀二刀流ということで、いつか「回転剣舞六連」を(以下略)

 

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