勝手にれびう
めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。
5/10(土)
久々に聴いたっす。
HEART OF SWORD〜夜明け前〜
たまたまCDレンタルに来て、何気無く借りたT.M.Revolution(以下レボレボ)のベスト。その3曲目(つまり、レボレボの3曲目のシングル)が此方。アニメ版「るろうに剣心」のED3にして、レボレボを一躍スターダムにのし上げた曲と言って過言ではない。
オレとレボレボの出会いは、プロデューサー浅倉大介がaccessを解散してすぐに出したシングル「Black
or White」。accessはそれこそデビュー当時(Virgin Emotion)から注目していて、「こいつらは売れる!」と新人発掘したと得意になっていたのだが(当時からそんな趣味か)、実はTMNの後ろの人で、既に固定ファンがいたという。うぐぅ。
ま、それはともかく、解散後も浅倉大介の行動には注目していたわけなのだが、そのときに出したのが、前述のシングル。このときはまだ「浅倉大介
expd.西川貴教」という名前だったけどな。この頃は浅倉大介が貴水博之(accessヴォーカル)に代わるヴォーカリストを発掘していた時代で、西川くん以外の人とも組んで曲を出したりしていた。「レイニー・ハート−どしゃ降りの思い出の中 by
浅倉大介 expd.葛山信吾」とか。…って、
葛山信吾ぉ!?
い、一条さん!?(世間的には真珠婦人もしくは渡る世間の人なんだろうが)
いやー、当時両方の曲を聴き比べて、西川くんの方はアップテンポ、葛山さんの方はバラードだったので、「無し!」と思っていたのだよ。その後、浅倉大介がパートナーに選んだのも西川くんの方だったしな。いやはや、さっきこの驚愕の事実を知ったよ。いやぁ、今やレボレボとは住む世界が異なってしまったけど、なんか、諸行無常盛者必衰って感じだなぁ。
話がずれた。
確か、結成当時にポップジャムとかに出演もしたので、浅倉大介が西川くんと組んだのは知っていて、名前も「T.M.Revolution」だというのは知っていた(当時はまだ名前の由来知らなかったけど)。しかし、1曲目「独裁」、2曲目「臍淑女」ともにレンタルされないという体たらく。そんな中、突然「るろ剣」EDに大抜擢。まぁ、あの番組自体がOP、EDに新人をぶつけてくる傾向が強かったけど、でも、当時OPはジュディマリ、ED1はイエモンと既に売れている人たちだったので、実質レボレボがそのはしりだったわけだよな(ED2は剣心を演じた涼風真世なので除外)。
オレはアニメは放映当初は見たけど、その後はなんとなく見てなくて、ある日たまたまチャンネル廻したら、剣心が京都へ旅立つ回だったのだな。そのときの作画が尋常じゃないほどキレイで、そのままEDに雪崩れ込んだら、この曲がかかった。そりゃもう、イチコロですよ。レボレボのシングルにしては珍しく、しっとりした感じで。まぁ、テンポは速いけど。浅倉大介が之用に作ったかどうかは定かではないが、しっかりアニメのEDしてるもんな。タイトルは取って付けたような感じで、剣なんて単語は歌詞の中には出てこないし、要所要所で鍔迫り合いの音が入るだけなんだが。
まぁ、何より之のブレイクに一役買ったのはラルクの訳注ドラムなのだが。京都編の途中でEDは「L'Arc〜en〜Ciel」の「The
Fourth Avenue Cafe」に変わったのだが、イロイロあって、ラルクは活動休止。急遽レボレボの曲が復活。その結果、通常10話前後のペースで変わっていたEDが、レボレボだけ20話近くに渡って流された。まぁ、それに見合うだけのパワーもあったけどね。
そんなわけで、久々に聴いても、しっかり当時の映像が蘇ってきました。やっぱ印象深かったんだなぁ。つーか、種で一瞬復活したもののあっさり切られたレボレボの明日はどっちだ?