勝手にれびう

めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。

 

 6/30(月)

 我は無敵なり 我が影技にかなうものなし 我が一撃は無敵なり!!(違)

 聖闘士星矢 EPISODE.G

 

 聖闘士星矢はオレと同世代であれば、説明の必要はないと思う。当時敵無しの「週刊少年ジャンプ」黄金時代の一角を担っており、全盛期は恐らくオレが小学校高学年の頃(十二宮編)で、その後ポセイドン編ハーデス編と続いたが、十二宮編ほどの人気は得られず、本誌では打ち切り。別紙に移動して最後まで書き切り、人知れず終了していた。少なくとも、オレはリアルタイムで打ち切り後を読んだ覚えは無い。
 既に10年以上前の作品なのだが、何故か昨年突如復活。アニメでは描かれなかったハーデス編をDVDで発売したり(兼人が死んだ今、ムウは誰が演ってるんだろ)する中、突如之が光臨した。しかも、連載先は「月刊チャンピオンRED」。なんでやねん。つーか、今まで視界にも入ってなかった雑誌だし。その上、作者は本家車田正美ではなく、岡田芽武。なんでやねん。
 あー多分、普通の人は岡田芽武なんて知らないと思うけど、この人は色んな雑誌を転々としながら「影技SHADOWSKILL」というマンガを今も描いてる(多分)。このマンガがいわゆる格闘ものなのだが、無茶に熱い。というか、煽りが熱い。決め技は必ず2ページぶち抜きで四文字熟語だし、キャラの台詞の言い回しもいちいち無駄に熱い。弱点は続きがなかなか出ないことか。あとは、此処何年か前から絵の感じが変わって、えらく耽美的になったように思う。
 この人が之を描くと聞いて、その人選に吃驚したものの、とりあえず1話を読んでみた。

 …どう見ても影技。

 その台詞回し、そしてやっぱり四文字熟語。主人公は若き日の獅子座のアイオリアなのだが、カレの必殺技「ライトニングボルト」「雷光電撃」「ライトニングプラズマ」「雷光放電」。その他にも山羊座のシュラ「エクスカリバー」「聖剣抜刀」。この演出好きなんだろうなぁ。
 えーと、正直なところ、面白いので許す。しかし、蟹座のデスマスクはこの頃からアレだなぁ。そして、シュラが妙にカッコイイのは気のせいか? ま、オレは水瓶座のカミュが活躍すれば、それでいいけどな。

 

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