勝手にれびう
めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。
7/28(月)
昔の特撮はツッコミどころ満載で面白い。
流星人間ゾーン
なんでか知らないが、最近昔の特撮のビデオを借りてきて見ている。この前はミラーマンで笑かしてもらいました(笑うのかよ)。で、今回は之。と言っても、無論本放送は生まれる前。制作はかの東宝。そうするとどういうことになるかというと、上図のようになるわけですな。流星人間ゾーンというのは無論右側の光の巨人似のキャラで、その左にいるのは勿論アレです。その後ろにいる3つ首竜も勿論ヤツです。
まず、いきなりドギモを抜かれたのは、普通なら、宇宙人のこいつらが何故地球に来たか、敵は誰か、とかってのは1話で語られると思うのだが、それらすべては、冒頭のオープニングナレーションで済ませてしまうこと。間違えて2巻以降を借りてきてしまったのかと思ったよ。んなもんで、1話は視聴者を置いてけぼりにしつつもどんどん進んでいく。唐突に敵が現れ、唐突に主人公たちが変身し、唐突に2段変身&巨大化。マジですか。
そして、ゾーンの決め技だが、名づけて「流星ミサイルマイト」。ゾーンの両手首にリストバンドのようにリボルバーが装着され、其処からロケット弾がこれでもかと発射される。中の人は気分爽快だろうなぁ、之。ロボットでもないのに決め技が実弾兵器というのに非常に吃驚。光線技もあるんだけどね。
さらに、ゾーンの弱さに吃驚。1話から既に苦戦してます。半端ではなくボコにされてます。前述のミサイルマイトで勝ったものの、エネルギーが切れかけ、そこに新たな敵が出現(なんと豪華2体の怪獣が登場)。エネルギーランプが赤になり(いわゆるカラータイマーピコンピコンってやつですな)、さぁ、どうするのかと思ったら、味方からエネルギーカプセルが発射され、それが頭頂部に収まったとたんに元気100倍。あんた、生身じゃないのか? ロボットなのか? 「ほ〜ら、新しい顔が出来たよ〜
by アンパンマン」なのか?
彼奴の弱さはまだまだ終わらない。敵のミサイル攻撃を側転でかわしまくるゾーン。此処まではよくあるパターン。しかし、次の瞬間、何故か地面に倒れこみ、立ち上がれないゾーン。敵の攻撃かわしただけなのに。更には、敵と対峙し、先手必勝いきなりミサイルマイト…って、敵は全然無傷ですが。で、エネルギーが切れかけ、加勢に来た人間大の味方が額からビームを放つと、吹っ飛ぶ怪獣の首…って、ヲイ!
極めつけはゴジラ。確かにこの頃のゴジラは、今と違って子供の味方的立場だったけどさ、ゾーンのピンチに唐突に「ゴジラを呼びましょう」と言い出す味方。えーと、あなたはゴジラの何? 知り合いですか? 謎の機械を空に飛ばすと、ホントに現れるゴジラ。お前も来るなよ。プライドは無いのか? オマエはカプセル怪獣かと小一時間(略)。
えーと、之はネタですか? これじゃ、いくら子門真人(主題歌担当)と小林清志(ナレーション。声が若々しくて別人みたい)が頑張っても打ち切られるわけだ。