勝手にれびう

めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。

 

 1/11(日)

 ホントは別ネタがあったのだが、やっぱこっちだな。

 新選組!

 


 というわけで、本日より始まった今年のNHK大河。今まで見続けていた火曜夜の「ジャンクSPORTS」が何故か裏番組に引っ越してきたために、之を録画してリアルタイムではジャンクを見よう、と19:50までは思っていたのだが、結局、録画しつつリアルタイムでも見てしまった。さようなら、今週のジャンク
 オレは新撰組(やっぱ、個人的にはこっちの字の方がしっくりするな)ファンというか土方ファンであるが、実際本格的に転んだのはそんなに前じゃない。正確には覚えちゃいないが、少なくとも高校の頃は社会科キライな漢だったからね。イヤ、今でも決して好きではないが。オレが覚えている中で一番最初の出会いは、恐らく「修羅の刻」。之の2〜3巻が幕末編だったので。つーか、時代劇自体は鬼平あたりから結構見るようになったけど、新撰組モチーフなものって当時全然無かった(と思う)。だから、坂本龍馬=武田鉄矢、桂小五郎=中村雅俊、高杉晋作=松平健、村田蔵六=片岡鶴太郎というイメージはあったけど、新撰組言われても…って感じ。何してた人たちかも知らんかったし。嗚呼、そうか。「五稜郭」のせいで、この頃は土方=渡哲也というイメージはあったかもしれない。
 恐らく、「るろうに剣心」の存在はデカイと思う。アレが無かったらオレの「歴史は嫌いだけど幕末のみ好き(忠臣蔵は例外)」という妙に偏った嗜好は生まれなかったのではないか。アレで幕末に興味を持った頃に、多分イロイロ重なったのだな。るろ剣に斉藤一登場、ゲームの世界でもやたらと新撰組キャラが登場(ためキャラだったんで使えなかったけど)、「驚きももの木20世紀スペシャル」で2時間に渡って新撰組特集(多分、之の影響は相当デカイ)、黒鉄ヒロシ「新撰組」購入。この辺からだな、本格的にはまったのは…って、大学2年くらいジャン。すげー。10年も経ってねぇ。で、司馬遼「燃えよ剣」でもう引き返せなくなった。
 そもそも、よくよく考えればオレの生まれ育った土地は幕末には結構なイベントがあった地域で、小学校の頃には無理矢理勉強させられたものな。全然興味無かったけど。そんなわけで、オレの中の奥底に燻っていたものが、此処で一気に爆発したのだよ。もともと、踏ん切りはなかなかつかないが、はまってしまえば猛スピードでとことんまで落ちていくのがオレの性格。飽きるのも早いが(駄目ジャン)。というわけで、大学2年後半〜大学4年くらいがもっともどっぷりだった頃だな。流石に最近はかなり落ち着いた。つーか、結構忘れてる。
 で、今日の放送だが、全体の中のたった1話ではあるが、個人的には(>▽<)b。終わったときに「もう終わりかよっ!」と思って時計を確認したら21:00付近で2度吃驚(20:45くらいと思っていたので)。それくらい集中していたってことよ。前半15分くらいが京都かな(時計見てないので正確には分からんが)。あとはずっと江戸での新撰組結成前の話。此処が非常にらしくて良かった。間違いなく香取慎吾は近藤だったし、山本耕史は土方だったし、石黒賢は桂だったし、江口洋介は竜馬だった。近藤と桂との仲裁に入ってきて、何故か近藤と相撲を取っている竜馬のシーンのあたりが一番のツボ。アレでもうこの世界にどっぷり入り込んだと自覚した。つーか、江口洋介はいい仕事してるなぁ。最近妙に時代劇づいてるね。いいけど。オレは基本的に生まれも育ちも東軍なもんで、西軍な人たちにはイマイチ感情移入できないけど、竜馬は別格だな。つーか、あの人はその辺を超越してるからな。あと、野際陽子はまり過ぎ
 土方チェッカーとしては、山本耕史の演技が気になるわけだが、正直、前半の新撰組副長の演技のときはイマイチ貫禄が無いなぁ、と思ったけど(やっぱ山南くんとは仲悪そうだな)、江戸での土方の演技は非常にスバラシイね。口調とか性格とか。近藤を「カッちゃん」と呼ぶのは個人的には違和感があったが、まぁ、そのうち慣れるだろう。副長としての演技も数をこなせばこなれてくると信じて。つーか、江戸での話の印象が強すぎて、京都での話は既に大幅に忘れてしまった。照英こと島田魁が相手の刀を手甲で受けて、拳で殴り飛ばしたシーンがツボ。あと、八嶋くんは何処へ行っても八嶋くん。いつ「それでは、こちらのトリビアから」と言い出すかと(言わねぇよ)。
 「嗚呼、1話終わってしまった」と思っているところに、次回予告として真・近藤阿南健治「竜馬(ダウンタウン浜田)におまかせ」で近藤を演じた。リアルに拳を口の中に入れることができる)、真・土方栗塚旭「新撰組血風録」「燃えよ剣」など昭和の土方役者といえばこの人)が出てきて、そりゃもう釘付けですよ。NHK、遣るじゃない。
 つーことで、今年はこの番組と心中することになりそうだ。さようなら、今年のジャンク

 

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