勝手にれびう
めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。
2/3(火)
やっぱり評価が高いのも頷ける。
第四惑星の恐怖
前にも書いたけど、最近、昔の特撮ビデオをよく見ている。特にウルトラマンシリーズの前後編とか。で、今回も「ウルトラセブン」の「セブン暗殺計画 前・後編」を見るためにレンタルしてきたのだが、一緒に収録されていたのが、かの「ノンマルトの使者」と之。嗚呼、どーでもいいけど、暗殺計画の方は全然「暗殺」じゃないと思う。ガッツ星人自ら「セブンを処刑する」言うてるし。そして、ノンマルトの方はキリヤマ隊長の名台詞「ノンマルトの海底都市は完全に粉砕した! 我々の勝利だ!
海底も我々人間のものだ!」が非常に「遣っちゃった」感を漂わせている。
さて、そんなわけで他の3話に比べて印象も薄く、全然期待していなかった之だが、見終わって一番印象に残ったのは之だったな。やっぱ、ガキ視点とオヤジ視点では感じるところが違うのか。この話の何が凄いって、怪獣が出てこない。ウルトラマンといえば、怪獣が暴れてそれを倒す、というのが暗黙の了解であるが、そのパターンをこんな初期も初期で既に破壊している。つーか、セブンでは怪獣が出てこない話が之以外にもいくつかあるらしい。ゴイス。セブン以降、怪獣が出てこないウルトラマンの話はオレの知る限りは皆無。内容は「ロボットが人間を支配している第四惑星」の話なのだが、之がもう、すげーSF。特撮技術などは無論今とは比べるべくも無いが、それを補って余りある設定と映像。ちなみに監督は故実相寺昭雄氏。やっぱ非凡な人だったのだな。
この話では怪獣が出ないので、建造物を破壊しまくるセブンというレア映像を見ることが出来る。結構、衝撃映像。あと、セブンの変身シーンは何気に怖いと思う。ちょっと寅馬。