勝手にれびう

めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。

 

 2/9(月)

 最終回は湯沢で見るのが最近のトレンド。

 爆竜戦隊アバレンジャー

 


 目出度く昨日最終回を迎えた今年の戦隊もの。
 なんつーか、此処最近でこれほど見なかった回の多い戦隊は無かったな。駄目ジャン。最初はちゃんと見ていたんだけど、何故に見なくなったのか。それは恐らく、白い人のせいだと思う。
 白い人というのは、途中から登場したアバレキラー。いわゆる6人目的キャラ。まぁ、今作ではアバレンが3人→4人という特殊な増え方をしたので、実質は5人目の戦士なんだけど。この人がまーなんつーか、十二宮での乙女座の聖闘士みたいなキャラで(あの頃は「助かりたかったら私を拝め!」とか言ってるし)、全然正義ではなく、むしろ敵側に近い存在として登場。しかも向かうところ敵無しで、見てて爽快感が全然無いというのか。で、だんだん遠のいていったんだよな。
 しかし、終わってみれば、この作品で一番印象に残ったのはこの白い人だった。他のキャラ立ちが弱かったというか、明らかに白い人の1人勝ち。最初はえらい立っていると思っていた青い人も、この人の前では霞みまくり。終盤でようやく味方になるものの(ここまで引っ張ったのも異例だが)、イロイロとわけあって、最期は地球を救って爆死するというオイシイ死に方まで披露。というか、赤い人のキャラ弱過ぎ。
 ただ、この作品の個人的に評価すべき点は、ラストバトルをじっくりと遣り切ったこと。まず、ラスボスを倒す回が最終回3話前。此処で白い人が爆死して、激しく盛り上がって終了する。そして、最終回1話前で、ラスボスの怨念が復活。之を最終回にもってこないところがポイント。最終回でラストバトルを開始すると、どうしたって20分以上かかって敵を倒し、最後の最後に割ける時間は5分程度ってことになる。しかし、それを1話前にすることで、いいとこで続いて最終回へ雪崩れ込み、バトルをじっくり遣って敵を倒してなお、時間が半分くらい残る。ということは、其処を使って後日談が出来るわけですよ。やっぱ、最後はこういう余韻に浸れないと。
 ということで、終わり良ければすべて良し。全然見ていなかったけど、個人的には最終回が激しくグダグダだったガオレンよりも数倍マシという評価。つーか、ガオレン…。あの最終回の駄目っぷりは最早伝説的だな。

 

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