勝手にれびう

めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。

 

 2/15(日)

 白黒つけたぜ!

 ゼブラーマン

 


 というわけで、昨日初日だった「哀川翔100本目の主演映画」。昨年夏のAJFスパヒロ魂ライブで、ゲストのシャリバンこと渡洋史氏が「今、哀川翔さんと映画を撮っていて、翔さんが変身する」と言っていたときは、「ナンだそりゃ〜?」と思ったものの、気がつけば、あれよあれよという間にどんどん話題になり、初日前には各局ワイドショーでも取り上げられるほどに。
 んで、残念ながら昨日は仕事だったため、本日見に行ったわけですよ。当初、県内では新潟市の「T・ジョイ万代」でしか上映しないと思っていたのだが(公式サイトにそれしか書いてないからね)、三条市の「ワーナーマイカル県央」でも上映することが判明。ワーナー太っ腹! 流石に万代にはタダ註が無いので途方にくれていたのだが、ワーナーなら無問題。
 ただ、今まで見に行った映画はだいたいが1回目が10時代で、そこを目掛けて行っていたのだけど、之の場合は1回目の上映が11:45。なんとも中途半端。というわけで、11:30を目指して家を出たのだけど、行ってみたらば、駐車場が全然空いてない。「ヲイヲイ、あと15分で始まっちまうのに、どーするよ?」とぐるぐる巡廻してたら、幸い一番遠い駐車場から1台出て行った。ということで、無事に間に合うことに成功。
 劇場は今まで来た中で一番狭いところで、客数は満杯ではないが、ガラガラでもない感じ。家族連れもいるけど、それよりもカップルが多い。カップルで見て面白い映画なんだろうか? どう考えても特ヲタ向けだと思うのだけど。ちなみに、オレは監督も脚本家も名前しか知らない。というわけで、そっち方面には先入観まるで無し。むしろ、劇中劇であるテレビ版「ゼブラーマン」の主人公がシャリバンで、主題歌が水木一郎アニキだというそっちに喰いついているわけだが。
 始まって最初の方は普通(でもないか)のホームドラマ。正直、相当退屈。個人的に普通のドラマはあまり好んで見ないからなー。しかし、中盤辺りから加速度的に特撮化。この辺までにイロイロな「何故?」があるのだけど(何故ただのコスプレマニアの翔さんがゼブラーマンの能力を持ったのか何故敵は今になって動き出したのか、などなど)、そういうのを考えさせないほど強引な力技で話はどんどん進んでいく。大杉漣が実はアレで、TV版ゼブラーマンが実はアレで、なんて話になったときにはかなり引き込まれてたと思う。ラストバトル前なんかは実にお約束過ぎる展開だけど、非常に燃えた。つーか、翔さん自作のゼブラーマン衣装は正直「……」だが、新生ゼブラーマン衣装はマジで激カッコ良い。レザーっぽい素材になって、色が黒白反転してるっぽい辺りもナイス。それだけに、ラストバトルは…惜しい。あそこをアニキの絶唱をバックに肉弾戦をぶちかましてくれたら、そりゃもう燃えに燃えたのだろうけど。
 というわけで、最初はともかく、中盤からはスゲー真面目に特撮。オレのような特ヲタはともかく、そうじゃない人が之をどう見たかは非常に気になるところ。ま、それはそれとして、個人的に今回一番いい仕事したと思うのは防衛庁の人役の渡部篤郎かな。すげーやる気無さそうなんだけど、押さえるとこをはビシッと押さえている感じが非常に良い。探偵物語工藤ちゃんっぽい。
 とりあえず、夏のAJFではアニキが之を熱唱してくれることを願う。ゼ、ブ、ラー、ゼ、ブ、ラー! 今日がオマエの、ラララ、命日だ〜♪

 

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