勝手にれびう

めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。

 

 5/7(金)

 直撃世代。

 アンドロメロス

 


 之がDVD化されると知って、何は無くとも手に入れようと思った一品。とはいえ、オレの中でアンドロメロスといえば、映像よりも「てれびくん」などの小学館の雑誌に掲載されていたマンガの方が思い入れは大きい。嗚呼、懐かしい。実際、之はまず雑誌で展開され、世間に浸透したところで満を持して映像化、というパターンらしい。仮面ライダーでいうところのZXに当たるポジションだな。つーか、この辺じゃ恐らくテレビ放送は遣ってなかったんじゃないか。
 雑誌への登場が「ウルトラマン80」放送後ということだから、オレが小学校入ったくらいの頃だな。オレにとって、当時リアルタイムで接することが出来たウルトラマンは80と之しかなかったわけで(リアルタイムという意味では、この後は一気にティガまでとぶことになる)、そりゃー思い入れも充分ですよ。んで、リアルタイムで之に触れた世代であれば、「アンドロメロスの正体はゾフィーで、ウルフの正体はセブン」というのが定説(ウルフの方は正直、違うかもしれない)。このメロス=ゾフィーというのは、すげー燃える設定だったのだよ。多分、それが無ければ、オレの中でここまで記憶に残っていたかどうか。

 

 で、映像化された之だが、この頃にはメロスの中の人もゾフィーではなくメロス本人になっており(ゾフィーがメロスの中の人だったのは、傷ついたゾフィーにメロスが鎧を貸していたからだと記憶している)、メロス、ウルフ、マルスフロルの4人のアンドロ超戦士VSグア軍団という展開。まーそれはいいのだが、問題は、放送時間が月曜から金曜の夕方5時45分から5時55分という非常に変則的だったこと。つまり、1話10分。無論、そんなんで話がまとまるわけが無いので、何話かにまたがって1話完結ということになるのだが、DVDの場合はCMとかもカットするため、1話7分くらい。その上、いちいちあらすじやらなにやらを遣るので、展開が遅いこと遅いこと。さらに、何故か敵の「マグマ星人3人衆」の汗と涙の悪事の日々なんてー、わけ分からん回想シーンまで入ってきたりして、「いい加減に話を進めやがれ!」と感じること確実。撮影も基本的にセットだから、岩場に赤い空みたいなとこばっかし。まだ全部見ていないけど、なんか見る意欲も失せつつある今日この頃。駄目ジャン。
 やっぱ、メロス=ゾフィーでないと燃えないんだなー、とつくづく痛感させられた。やっぱ原作本(数年前に復刻)買っとけば良かったかなー。

 

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