勝手にれびう

めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。

 

 7/4(日)

 生きていた…。

 爆竜戦隊アバレンジャーVSハリケンジャー

 

 
 昨年の戦隊シリーズである「爆竜戦隊アバレンジャー」だが、中盤から全然見ていなかったから、之の存在も忘れてた。最早毎年恒例なんだから、当然出ているはずだけど、そういう情報全然見ないなー、と思っていたのだが、ただ単に興味無いから見逃していただけで、バッチリ出てました。で、それがようやくレンタルされてたので、早速借りてきた。
 内容は、ハリケンの敵幹部の♀2名が実は生きていて、アバレンの敵組織と手を結んだ、という、まぁ、王道的なストーリー。オリジナルの強敵が出てくるのも一緒。なんだけど、今回は小ネタ満載でお送りする感じで。おぼろさんが恐竜カレー喰いに来たり、ハム館長がちゃんと(?)ハムスターで登場したり。まぁ、その際たるものがハリケン青が今はスペインでSPみたいなことを遣っている点だろう(ハリケン青の中の人こと長澤奈央嬢は、放送終了後にNHK教育「スペイン語会話」に出演)。劇中でもバッチリスペイン語で会話していたり。
 しかし今回、変身を封じられたそれぞれが、生身で敵を倒すシーンがあるのだが、ハリケン組はもともとニンジャなもんで、別に生身でも無問題。刀持ってるし。で、アバレ黒も別世界の戦士なんで無問題。問題となるのは、こっちの世界出身でもともと一般人なアバレ赤、青、黄の3人。で、どーしたかというと、アバレ赤はハリケン赤と一緒に突然「影の舞(障子の向こうでシルエットで敵を倒すアレ)使用。なんでやねん。ハリケン赤が腕を突き出して、アバレ赤に「来い!」とか言うもんだから何をするのかと思えば、単にハリケン赤のジャイロ手裏剣をアバレ赤が投げただけ自分で投げろ。アバレ黄は突然ダイノブレス(変身グッズ)からダイノレーザーを発射。そんな設定があるなら、本編でも使えよ。まぁ、しかし、そんなのを全て吹き飛ばしたのがアバレ青なのだが。この人、突然「三条クラッシュ」とかいう技を使用。こっ、之は…「必殺骨外し」!? 必殺シリーズ念仏の鉄が使ってたアレ。イヤ、もともと職業がカリスマ整体師だからできるかもしれないけど、レントゲン映像(CG)まで入れるかー!? かなりツボ。之がアリなら、他のはどーでもヨイです。
 その後、九重連(アバレとハリケンのトドメ専用武器を無理矢理合体)とか無茶を遣りつつも、お約束のロボ戦になるのだが、轟雷旋風神大破、アバレンオーも倒れて大ピンチ。ってところで、突然現れるリボルバーマンモス。って、マサカ!?

 緑の光弾 天空忍者シュリケンジャーキタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!! 

 あんた、生きてたのか(本編では最終回ちょい前に退場し、再登場は無かった)。ご都合主義って言われたらそれまでだけど、素直に感動した。その後、すぐにいなくなってしまう辺りも「らしい」というか。やっぱ、オレがハリケンを見続ける原動力となっていたのがこの人なわけで(つーか、この人の変装か)、生きててほっとした。しかし、本編で復活せずに、その後のスペシャルで復活とは、ライダーマンですか?
 ともあれ、この後はスペシャル恒例の両戦隊の力をひとつにあわせたロボが誕生してトドメの段取りのはず(段取り言うな)。ハリケンのダイノガッツを受け取ったアバレンオーの胸ティラノからカラクリボール射出! 出てきたのはソードスラッシャーだけ。で、それを手に持っただけで、名づけて轟雷旋風アバレンオー(えー)。ショボい。ハリケンとアバレンではロボのジョイントが違うのか。前年のハリケンとガオレンのときは、それぞれのロボのパーツを合体させたりしてたのに。その前とかでも、超装光ビクトリーマーズ(ギンガマン+ゴーゴーファイブ)とか、プレッシャープロミネンス(ゴーゴーファイブ+タイムレンジャー)とかあったのに。今回ショボ過ぎ。一応、最後はアバレンオーがハリケンのロボみたいに分身して斬ってたけど。
 まぁ、総評としては普通に面白いんだけどね。シュリケンも出てきたし。それが一番のポイントかもしれない。個人的に気になった点としては、巻末の作品紹介に幸福の科学の「黄金の法」の宣伝入れるのはどうだろう

 

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