勝手にれびう

めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。

 

 10/3(日)

 2日遅れ(またかよ)。

 八つ墓村

 


 金曜エンタテイメント10周年記念と題されて10/1にフジ系列で放送された之、SMAP稲垣金田一を演じるシリーズ第2弾。もっとも、1作目「犬神家の一族」は土曜日の「プレミアムステージ」で、金曜エンタテイメントの10周年とは何ら関係が無かったのだが。
 オレ自身あまり金田一の映像作品をちゃんと見たことが無く、前回「犬神家」放送後に市川崑作品とか、若い頃の古谷一行のとかを漁ってみたけれど、之だけには手を出さなかった。だってだもの。大学の頃だったと思うのだが、土曜夜9時の当時「ゴールデン洋画劇場」枠で之が放送されたのを、たまたま途中から見た(だから、山崎努の32人殺しとか、落ち武者大暴れなところとかは見ていない)。で、当方としてはまっとうな推理モノだと思って見ていたので、最後のオチで((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル。当時は風呂トイレ共同アパートに住んでいて、どっちも1回外に出ないと行けないつくりだったのだが、マジで部屋から出たくなくなったもんな、アレ。 
 まぁ、後から聞いた話によると、あの作品はあーゆーものらしい。というわけで、実際今回が初めての八つ墓村と言ってもいいんじゃないかと思う。原作は読んでいないので、何処が違うとかってなことはよく分からないのだが、相変わらず今回もつくりが丁寧だったなぁ。今までの作品に比べると、結構原作にも近かったようだ。しかし、どーしても以前見たやつのイメージが頭から離れなくて、結構オレの記憶とは違う場面が多くて吃驚してしまった。そして、今回のが原作寄りだと知っても、なんとなく物足りなく感じてしまうのが困ったところ。今度借りてこようかな。あーあと、今回の真の主役を演じていたのが藤原竜也「新選組!」沖田)だったので、笹野高史(「新選組!」の医者)とか小日向文世(「新選組!」の佐藤彦五郎)とかが気になって仕方なかったわけだが。なんとなく、生き残った坊主は西本願寺の坊主のような気がしたし。
 つーわけで、前作で「金田一=稲垣」と聞いたときには正気を疑った人選だったのだが、
之は結構当たりのシリーズになりそうな予感。次は「獄門島」を是非お願いしたい。オレの中から鶴太郎のイメージを払拭してくれ。

 

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