勝手にれびう
めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。
11/12(金)
円谷本気モード。
ウルトラマンネクサス
世間一般的には知らないが、前作である「ウルトラマンコスモス」のテーマ(怪獣を倒すのではなく保護する)に個人的に拒否反応を示してしまったため、今回之が始まると知っても全然見る気も無かった。「まぁ、今更ウルトラマンでもないかな」ってな感じで。
のだが、先月ライブのためにGURU邸に行った際に、之を見る機会があって、激しくぶっ飛んだ。なにしろ、
・1話完結型ではない。
・ウルトラマンが登場しなくても話が進む。
・ウルトラマンになる人が主役ではない。
・ウルトラマンになる人が地球防衛組織に属さない。
などなど、今まででは考えられないような舞台設定。内容はひたすらハード。そして謎だらけ。これほどまでに「謎」を前面に押し出したウルトラマンも無いだろう。なにしろ、敵は勿論、ウルトラマンすらも正体不明。防衛組織も情報操作や記憶操作などで徹底的に存在を隠している。こんな防衛組織なんて今までいなかったよなぁ。これじゃ、撃墜されて、「脱出!」とか言いながら戦闘機を街中に墜落させることが出来ないではないか(するな)。
現在6話くらいなのだけど、はっきり言って全然分かんね。メインターゲットである子供にどれだけ理解できるのかって感じだなぁ。まぁ、子供は子供なりに怪獣やウルトラマンが出てればOKなのかもしれないけどな。オレ自身、ある程度になってから見直して「こんなに重いテーマだったのかー!?」って驚愕したこともあるし。
「仮面ライダークウガ」で仮面ライダーはそれまでのフォーマットから脱却したわけだが、ウルトラマンでは之がそれに当たるのかもしれない。イヤ、「ウルトラマンティガ」で既にM78星雲とかって設定は消えたのだけど、それでもあれは間違いなくウルトラマンだったから。そういう意味で言えば、今回のは激しく異質だ。