勝手にれびう

めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。

 

 12/14(火)

 大河を見終えた後に読んで欲しい1冊。

 北走新選組

 


 之の存在を知ったのは、巡廻サイトでたまたま紹介されていたからで、新選組を扱った作品(特にマンガ)が、ほとんど京都までをメインにしているのに対して、之は鳥羽伏見後からスタートという異色作。作者は菅野文誰? 収録作品は「碧に還る」「散る緋」「殉白」の三本で、それぞれ野村利三郎、相馬主計、土方歳三の視点から描かれている。土方はともかくとして、他の2人のチョイスからして、ある意味異常だな。
 手に入れたのはそこそこ前なのだが、初めて読んだときはもう他人には見せられない顔になってたな、多分。「大河最終回→之」のコンボは未体験だが、なんか想像を絶する破壊力になりそうな予感。恐ろしくて、試す勇気はまだ無い。つーかね、鳥羽伏見以降をこの人に連作で遣って欲しいと思っている人は絶対に沢山いるはず。作者自身も「会津戦争をほとんど描けなかったことが心残り」だと書いているし、こりゃー是非とも遣ってもらうしか!
 しかし、之を本屋で本棚から探すときと、レジに持っていくときが一番の難関だったな。花とゆめコミックスなんて初めて買ったよ。こっ恥ずかしゃー。

 

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