勝手にれびう

めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。

 

 12/21(火)

 OHA。

 山寺宏一

 


 山寺宏一(以下山ちゃん)の名前をオレが初めて意識したのは、多分小学5年くらいの頃だった(某魔神英雄伝の鳥)と思うのだが、その後もオレの知る限り、山ちゃんは主人公を演じることは無く、大体が悪役(某防具マン)。たまに主人公の味方を演じても、普通というか地味というか(某修羅人)。あとは(チーズ)。だから、オレの中では「永遠のバイプレイヤー」だったのだよ。大学時代までそんな感じ。しかしながら、それは逆に、どんな役でもこなせるということの証だったわけで。
 それに気づかされたのが「COWBOY BEBOP」というアニメ。之が大学2年頃に放送されたのだが、主人公を演じるのが山ちゃんだと聞いて、正直「?」だった。それくらい、オレの中ではこの人は主人公と結びつかなかった。しかし見てみて吃驚。今までの山ちゃんの幅広い演技がまさに此処に凝縮された感じで、ギャグっぽくシリアスとか、シリアスっぽくギャグとかって演技が絶妙に巧い。作品自体のスタイリッシュでクールなイメージと相まって、もうこの作品の主人公は山ちゃん以外ありえない、と感じたくらい。以後、オレの中で山ちゃんは声優オブ声優に認定。どんな役でも、とりあえず山ちゃんにしておけば問題ない、と思えるくらいに。イヤ、オレが思ったところで仕方ないんだけど。
 で、話は今日放送した日テレ「ものまねバトル」に移る。この番組、たま〜に山ちゃんが登場して、玉置浩二のマネとかしていたんだけど、今日は尾崎豊のマネを披露。これがもう、トンでもない完成度。キレ声なんかそのまんまですよ。画面見ないで聞いていたら、ホンモノだと思う人もいるって、アレは。ホントに芸域が広い人だ。
 この人の場合、イロイロ仕事してるけど、あくまでも基本的スタンスが声優だというところが非常に好感度高し。アニメ出身とか特撮出身ってことを隠そうとする人も結構いるじゃない。やっぱ自分の仕事には誇りを持って欲しいわけですよ。
 うわ、今日はMVPだよ。さもありなん。

 

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