勝手にれびう
めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。
1/4(木)
若干展開が駆け足だった気がする。
堀部安兵衛
今年のNHK正月時代劇が之だった。なんでも、堀部安兵衛の青春期を描くとのこと。堀部安兵衛といえば忠臣蔵の主要メンバーなのだが、忠臣蔵自体は中学生の頃からテレビで何回も見てたけど、堀部安兵衛については全然知らなかった。初めて名前を意識したのは陣内孝則が演じたときかな(ビートたけし版)。「高田馬場の決闘」というキーワードくらいは知っていたけど、堀部安兵衛が新発田の出身だと知ったのも、大学入ってからじゃなかったかな。それまでは赤穂の人だとばかり思ってたし。
オレが忠臣蔵以前の堀部安兵衛について少し知ったのは、MFT(マイフェイバリット忠臣蔵)である北大路欣也版のビデオに収録されていた「決闘高田馬場」。之も何らかの原因でこの辺では放送されなかったから、見たのは就職して地元のレンタルビデオ屋にあったのを借りてきてからだな。之を見て、「嗚呼、そうだったのか」と納得。で、それ以降も、堀部安兵衛関連の知識を得ることがなかったから、オレの中で堀部安兵衛といえば、世良のアニキ(北大路版での安兵衛)というイメージだったのだが、今回安兵衛を演じたのは小沢征悦。そして原作は池波正太郎。
原作は読んだことはないけど、まぁ、大筋は一緒なんだろうな〜、と思って見ていたら、まぁ、違うこと違うこと。そもそも、北大路版のが高田馬場をメインにしているのに対し、今回のはホントに少年期からの話で、高田馬場も勿論あるけど、全体的な比率からいえば結構少なめ。そして、何よりオレが驚愕したのは、堀部安兵衛がグレてないこと。イヤ、若干そういう時期はあったけど、世良のアニキのときみたいに、「喧嘩安」「グレ安」「のんべ安」と言われて、高田馬場の直前まで飲んでたということもなく、もう菅野六郎左衛門(松方弘樹)に出会って以後は、すっかり落ち着いちゃってまぁ。あと、伊佐子なる人と結婚するのだが、堀部安兵衛は高田馬場以後、赤穂藩堀部家に婿に入るので(それまでは中山性)、「この人なんとかしないと、話が繋がんないよなぁ」と思って見ていたのだが、やっぱりそういうオチか(泪)。
それにしても、
この人は一体何本忠臣蔵の脚本書けば気が済むのか(好きだけど)。