勝手にれびう

めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。

 

 9/17(月)

 場所はこの辺。 

 八幡原

 


 というわけで、昨日は突発的に八幡原史跡公園(第四次川中島の合戦が行われた場所)に行ってきた。実は、昨年の社員旅行のときに松代の象山地下壕(松代大本営跡)に行ったのだが、そのときに此処も候補に挙がっていた。しかし、「銅像があるだけの場所」で、そんなに見る場所が無いという情報があったので、回避した経緯がある。
 今年は大河の影響もあるので、長野市立博物館では特別展を遣っているけど、もう既に9月だし、「銅像があるだけの場所」というイメージだったので、そんなに人もいないんだろうな、と思っていたのだが、行ってみると、表の駐車場は既に満車。恐るべし、大河。裏の分かりにくい場所にある駐車場を偶然見つけられて良かったぜ。
 というわけで、まずは長野市立博物館へ。

   

 中はやっぱり撮影禁止。しかし、休日に来ると人がいっぱいで、ゆっくりじっくり見ることは出来ないな。ボタン押したり動いたりする展示はガキどもが占領しているし、そこかしこに居る、連れに解説している客の声がウザ過ぎる。というわけで、一通り見たら早々に退場。仏も無いし。そして、こーゆーところの土産屋のおばちゃんのパワーはやっぱり凄い。最近オレはこーゆーところではTシャツを買うようにしているのだが、物色していると寄ってくる寄ってくる。「再来年の大河を先取った」と直江兼続Tシャツを勧めてくれたが、それもう持ってますから。まぁ、持っていない柄のがあったので、買ったけどな。無論、バックプリントは「愛」。あと、なんやかやで葡萄も押し売られた。勢いで「旗はいらないか」とか言われたけど、いらねーよ。
 一旦、買ったものを車の中に置いて、信玄・謙信両雄一騎討ちの像三太刀七太刀之跡の碑首塚などがある八幡社へ。

   

 まー、団体の観光客が次から次へと来るわ来るわ。大体、そういうのにはボランティアガイドがついているので、一緒になって解説を聞いていた。にやり。
 その後、歩いて10分くらいのところにあるそうなので、武田信玄の弟信繁の墓があるという典厩寺へ。車で行こうとも思ったのだが、向こうの駐車場がどれくらいあるか分からないし、また此処に戻ってきたときに駐車場が空いているか分からないので、歩いていくことにしたのだが、曇っていたとはいえ、やはり暑い! そして、歩いてる人いねー。汗ダラダラでヒーヒーいいながら、ようやっと到着。駐車場はそれなりにあり、結構空いていた。ぎゃふん。

   

 此処も実は昨年の社員旅行の候補地のひとつだったのだが、川中島の合戦プランを無しにしたため、必然的に此処も消えたという経緯がある。そのときに調べたところによると、此処には閻魔様が居るのだとか。

  

 写真では分かりづらいが、見上げるくらいデカい閻魔様。日本一のデカさらしい。

  

 そして、信繁の墓。南無〜。
 一通り見終わって、またヒーヒー言いながら、さっきの場所まで戻ったのだが、ちょうどミニ周遊バス「きつつき号」が出発する時間だったので、折角なので乗ってみることにした。史跡公園〜赤川・胴合橋(車窓)〜妻女山〜勘助の墓〜史跡公園のルートで、所要時間は1時間くらいとのこと。1日5便出ているそうで、オレが乗った時間の前のバスには、新潟県からの客が40人ほど乗ったらしい。なんでも、再来年の大河が直江兼続なんで、その際に来るであろう観光客の対応をするボランティアガイド予備軍の人たちが、此処のガイドを参考にするために来たらしい。人知れずそういうこと遣ってんだな。

 

 胴合橋。戦死した山本勘助の首と胴を合わせたという伝説の場所だそうだが、今は釜飯屋の駐車場の中にひっそりとあって、「は?」って感じ。正直、ショボい

 

 妻女山から。絶景! 此処には戊辰戦争の際に亡くなった松代藩士の慰霊碑もあるのだが、一緒に乗っていたバスの客が、何処から来たのか知らないが、「戊辰戦争って?」「京都のアレ」とかって言ってるのが聞こえてきて、「京都だけじゃねぇわ、固羅!」と密かにキレてしまったのは、生まれた土地柄上仕方あるまい。嗚呼、仕方あるまい。

 

 そして、勘助の墓。南無〜。
 ホントはまだまだ見るべきところがたくさんあるのだが(真田絡みとか。そもそも、街中に六文銭多すぎ)、此処でギブアップして帰ってきた。やっぱ、じっくり見るなら泊まらないと駄目だな。次に何処かに行くときは、もっと計画的に行きたいものだ。

 

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