勝手にれびう
めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。
9/27（木）
惨劇。
GF in AIZU はりま屋の唐揚炒飯ジャンボ以来の遣っちまった編
会津2日目。なんだかんだで早起きしてしまったため、朝風呂へ。之が温泉の醍醐味だよな。社員旅行とかでもできるだけ行くようにしているし。現場の老人たちと一緒に朝の5時から風呂ってのもどうかと思うけど。ともあれ、今回は2回目ということもあり、ちゃんと露天風呂から先に入ったのだが、そうすると不思議と内湯にもすんなりと入れた。まぁ、数分で出るけど。
朝メシは正しい日本の朝ごはんという感じ。うちは基本的に朝はパンなので、こういう朝メシは旅行に来たときにしか喰えん。相変わらず緑の侵略者は居たけどな。そして、卵（今回は温泉卵だが）＋ごはん＋醤油の破壊力は異常。
朝メシ後、作戦会議を開く。今日は街中は祭りのため車両通行止めなどで通れないだろうけど、折角だから祭りは見たい。しかし、会津の祭りは藩公行列（要するに侍コスプレ集団が街中を練り歩く）がメインなので、常に動いており、時間によってイベント会場が変わる。なので、とりあえず午前中は別の場所を観光して、メシ喰った後に見に行って、其処で遣っているものを見るという方向に決定。
会津武家屋敷
というわけで、まずは武家屋敷。入場料は1人850円（小役人のJAFカードを駆使して750円にまけてもらったけど）。此処には会津村（500円）＋巨大ブツ（200円）以上の価値があるということかー！？
幕末の会津藩家老西郷頼母（オレの中では里見浩太郎）邸を中心にいくつかの歴史的建造物を復元したらしいのだが、此処も小学校の修学旅行で1回来ており、なんとなく覚えていた。
特にトイレ。イヤー、之だけ何故か記憶が鮮明だわ。つーか、無駄に広いよ、トイレ。
昨日の鶴ヶ城より武具が多い。
中には「何故にここにあるのやら」ってのもあったけど。
西郷四郎の山嵐の像、鑑真の像、「坂本龍馬を斬った男（言い切った！？）」京都見廻組佐々木様（オレの中では伊原剛志）の墓。つーか、この山嵐は両足地面についてるし、いわゆる良くある山嵐じゃねー。むしろ愛氣に近い（その流れもあるようだが）。
近藤勇の墓
まぁ、なんだかんだで結構見るのに時間かかった武家屋敷。アレならあの値段でも納得せざるをえまい。というわけで、もうメシ時なのだが、近くに新選組局長近藤勇の墓があるというので、見に行くことに。
ちょっと山を登った所にある天寧寺から、さらに徒歩で登った所に、近藤の墓があった。結構な山道をヒーコラと歩いていったわけだが、合言葉は勿論、「もっと上だ、もっと上だ」。キホンだな。
右側は副長土方の慰霊碑。どっちもちゃんと戒名に「誠」の文字が入っているのがクる。景色も上々。
昼食
会津は「ソースカツ丼」とやらが名物らしい。確かに街中にはそこかしこにカツ丼の店がある。ありすぎて、どこの店に行けばいいのか分からないので、調べた際に一番インパクトがあった「むらい」という店に決めた。
此処はナンでも「3cmの厚さのカツ」を出すという。そりゃスゲー、と思っていたのだが、3cmのカツとはどういうものか、全員がイメージ出来ていなかった。それがこの後の惨劇を引き起こすことになろうとわ。こういう店は注文してから作り始めるので、うちらの周りの客も、まだ誰も喰っていなかったのも不幸だったな。
注文後しばらくして、うちらより先に入っていた客のところにソースカツ丼とやらが運ばれてきたのを見たのだが、
( Д ) ﾟ ﾟ
明らかに丼からナニかが飛び出しているのだが。まさか、アレがくるわけじゃないよな、と思いながらも、待つことしばし。いよいようちらの前にそれが姿を現した。
( Д ) ﾟ ﾟ
やっぱりかよ…。今までの人生でオレが喰ったカツは脂身が片方だけにあり、カツとはそういうものだと思っていたのだが、之は両側にありますから！ カツをおかずにご飯を喰うんじゃなくて、ご飯をおかずにカツを喰ってますから！ 嗚呼、キャベツがウメー！ まさか30過ぎてこんな育ち盛りの学生向けメニューを喰うことになろうとは。
味の方は流石に美味い。美味いのだが、どう頑張っても、おいしく頂けたのは3本目まで（つーか、カツは1本2本とは数えません）。4本目はどうにか喰ったけど、5本目がマジでキツイ。暑くて出る汗とは違う種類の汗をかいていたのは気のせいではあるまい。オレとこちんぴは意地で喰ったけど、小役人は2本ほどGURUに投げていた。そしてGURUは別メニュー。この軟弱者どもめ！
というわけで、イロイロと歩き回ったけど、それよりもメシ喰う方が疲れるっておかしいだろ。之は絶対、黄金伝説で「会津名物ソースカツ丼を食い尽くす伝説」を遣るべきだって！
つづく