勝手にれびう
めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。
12/15(月)
円月殺法(違)。
忠臣蔵 音無しの剣
昨日は12/14。ということは、忠臣蔵の日。と言っても最近では、だからといって特番があるということも無かったのだが、今年は久々にあったな。ということで、見てみた。
内容的には、本来主役であるべき赤穂浪士や吉良方は完全に脇役で、赤穂浪士の仇討ちを裏で助けていた浪人の話。演じるは田村正和。なんとなく、最近では古畑の印象しか無かったので、時代劇は逆に新鮮。まぁ、基本的に何演じても正和だけどな。之がポッと出の俳優だったら批判も出るのだろうが(某金拓とか)、なんか正和は既にその辺を超越してるというか。流石だ。
正和が赤穂浪士を助けているのは、堀部安兵衛と飲み友達だったというのも多少はあるだろうけど、基本的にはまーたく関係が無い。のだけど、何故かデカいイベントがあるときには、裏に必ず正和アリ。どんだけ主人公属性なんだよ。増上寺の畳替えが成ったのも正和のお陰。赤穂浪士の仇討ち用の武具が無事届けられたのも正和のお陰。吉良邸討ち入りの際に、吉良方の援軍が来られなかったのも正和のお陰。嗚呼あと、浪人だけど実は偉い人の息子というお約束も忘れちゃいない。之がポッと出の俳優だったら批判も出るのだろうが(某金拓とか)、なんか(以下略)。つーか、吉良邸討ち入り時に、屋敷に居るべきはずの小林平八郎は何故にあんなところに居たのやら。それも正和パワーか。
ともあれ、久々に忠臣蔵の時代劇が見られて、なかなかに有意義な2時間半だったな。個人的には忠臣蔵=北大路欣也版なんで、本筋を見せられるとアレな部分もあったかもしれないが、今回は忠臣蔵の本来の部分なんてホントにオマケ程度だったんで、之は之でOK。そんなわけで、今回ホントに端役だった大石を演じたのは橋爪功。スタッフ、ナイスキャスティング(褒め言葉)。