勝手にれびう
めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。
6/28(日)
奈良に行って、大仏を見ないでこっちに行く辺りがオレだなー、と自画自賛。
天理市
昨日は完全フリー状態にしていたので、こんな機会じゃないと行けないと思い、西の宗教都市である天理市に潜入を試みた。天理市とは、その名の通り天理教の総本山がある市で、宗教の名前がそのまま市の名前になっているという、おそらくは国内唯一の場所であろう。嗚呼、天理教についてとかにはまったく興味が無いので、その辺は割愛。個人的には、B級スポット雑誌で知って、一度は行ってみたいと思った場所だな。そのために、朝7時に新大阪のホテルを出て、9時前に到着。何を遣っているんだか、と自分でも思う。
駅前はまったくフツー。よくある田舎の市って感じで、正直栄えている感は無い。で、昔ながらの商店街を歩いていると、噂には聞いていたが、天理教のハッピをフツーに着ている人に遭遇し始める。ごくフツーのおばちゃんがママチャリに乗って通り過ぎて行くが、着ているのはハッピ。「うわ、マジだった」と、ちょっと感動。
そして、天理教の本部に近づくにつれて、変な建物が視界に現れ始める。
右を見ても、左を見ても、似たような建物。しかも巨大建築。
病院と高校と大学。斬新すぎるだろ…。
全国の信者が巡礼に来た際に宿泊すると思われる施設。この2つは目立つデザインだが、もっと地味なデザインの建物は市のそこら中に点在している。
総本山にも行ったのだが、そっちはいわゆる一般的な寺社仏閣(規模は相当でかいけど)なので、此処では割愛。もう疲れたよ。ただ、明らかな部外者が写真を撮りまくっていても、誰からも何も言われないというのはスバラシイですね。東の宗教都市では黒服に追い掛け回されるという話なのに。しかし、こうも同じような建築様式の巨大建築がそこかしこにあると、それはなんか静かな狂気を感じなくもない。
帰りの飛行機の時間に間に合わせるためには、天理駅前発空港行きの12時前の直通バスに乗らないとだから、約3時間は滞在できる予定だったが、まぁ時間が余るだろうなー、なんて思っていたのだが、余らないでやんの。恐るべし、天理市。そして、空港直通のバスの始発が奈良駅ではなくて天理駅前である辺りに、なんらかの力が…おや、誰か来たようだ。