勝手にれびう

めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。

 

 8/16(日)

 この作者にしては珍しく、人が死なない。

 のりりん

 


 この盆休みの間に、とうとうロードバイクに手を出した(納車はまだ)わけだが、1ヶ月前までは今のこの状況はまったく予想できなかったわー。今のチャリだって、ガチチャリは嫌だから選んだわけだし、気に入っているし。
 転機となったのは今年のチャリイベントで、40kmが意外といけたこと。それによって、来年は距離を70kmに延ばしてみようかという気になった。ただ、そうなると登りの量が圧倒的に増えるわけで。ロードだったら少しは楽なのか? と思ったことがひとつ。そして、もうひとつの理由というか、おそらく大部分の理由がこのマンガ。存在は全然知らんかったんだが、チャリイベント後に自転車マンガで検索したら出てきた。しかも、11巻で今年完結したばっかり。これは購入するしか無いでしょう。多分、今一番有名な自転車マンガは弱虫ペダルだと思うのだが、それが故に手が出しづらいというか。嗚呼、相変わらずのメジャー嫌い
 読んでみたところ、主人公が最初はチャリがキライだったのだが、免許取り消しになってチャリに乗ることになって、段々ハマっていくという展開。主人公は社会人なので高校が舞台のマンガと違って、大会で優勝することが目的では全然無い。なので、草レースとかもあるけど、基本的にはサイクリングに行くなどのゆるい展開。そして、随所に出てくる、ロードに乗ることによって得られる楽しさについての描写。之はヤヴァイね。読めば読むほどロードが欲しくなる。あと、主人公がチャリ素人なので、周りの人からチャリについてイロイロと学ぶ。んなわけで、その説明(チャリに乗るための注意点とかテクニックとか)も随所に出てくる。正直、今までの人生の中で、チャリのことをこんなに詳しく教わったこと無かったわ。之はマジで参考になる。ギアを端と端にするとチェーンが外れやすい、とか初めて知ったぜ。今のチャリに乗った初日にチェーン外したのは、そういうことか。これがトラウマになって、フロントギアの切り替えは今年まで全然使ってなかったんだが、之を知ってから気をつけてインナー(軽いギア)を使うようになったら、まー登りが楽なこと。之を知ったが故に、今は山登りばっかりやってるわけだが。
 連載当初は割と唐突に終わったので、打ち切り説とかもあったようだが、オレはこの巻で終わりと知って読んでたから、あまりそういう印象は無かったな。実にキレイに終わった感じ。でも、続けようと思えば、まだまだ続けられたとは思う。続編は無理としても、短編の外伝とかは見てみたい。ちなみに、先日の毒でCannondaleをカンノンダレと読んだのは、このマンガが元ネタ

 

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