勝手にれびう

めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。

 

 7/17(火)

 勇気ある撤退!

 越後長岡チャレンジサイクリング2018

 


 昨日は、うちの会社が何故か協賛している、隣の市のチャリイベントであった。例年、7月の第1日曜日に開催するのが定例化していたのだが、此処数年雨(しかも豪雨)が続いたので、今年は日をずらしたらしい。嗚呼、海の日に山をチャリで走るという矛盾。イベント自体は、プレ大会も含めると、今年で9回目。オレ自身は何気に今年で5回目の参加となるのだな。昨年、100kmコースをクリアしたこともあり、今年も100kmコースにエントリー。しかし、昨年のイベント後にコース上で土砂崩れがあり、未だ復旧できていないので、今年は1回もコース練習が出来ていないのが、不安といえば不安。個々の山の練習自体は遣ったのだが、このイベントは100km区間中、ほとんど山のドSコースなので、通しで走ってみないと、全体像がつかめないんだよな。ちなみに、本イベントでは、復旧できていない部分は特別に迂回路を通るとのこと。

 

 今年は主催者側の人が口を揃えて、「雨は降らない!」と断言できるほど、天気予報では晴れ続きで、降水確率は0%。ただし、その分猛暑確定。そういえば、オレが40kmで参加した1回目こそ晴れていたが、2回目は曇り、3回目、4回目は豪雨だったので、あまりこのイベントで猛暑の中走ったことは無いんだよな。気温でいえば、スタート時点ではまだ猛暑ではない。しかし、じっとしているとウェアの中に汗が流れる感じ。
 毎年恒例の他イベントよりは長めの開会式が終わり(政治家がたくさん居るので)、いよいよスタート。今年のスタートは8:00くらいだったかな。主催者によると、今年の参加者は1300人。年々増えているな。ともあれ、今年も100kmコースでは足切り時間があるので、まずは11:15に第一足切りポイントを通過するために、シャカリキに走るぜ! しかし、第一エイド(蓬平温泉)に向かうまでで、すでに暑い! これまでに何回も登ったことのある道だけど、この暑さの中行ったのは初めてかな。コレは予想以上にキツイわー。

 

 第一エイド到着は、8:40くらい。概ね昨年と同等のペース。しかし、暑さのせいか、昨年より消耗している気がするぜ。とはいえ、これからもっと暑くなることは確定なので、いつもなら15分ほど休むところを7分程度で休憩を切り上げて、先を急ぐ。此処からが山本番! 登って下ってまた登るというドSコースを、暑さでジリジリ焦げながら、ヒーヒーいいながら走る。

 

 第ニエイド(山古志の闘牛場)到着は、大体9:50くらい。これも概ね昨年と同等のペース。しかし、疲労感が昨年の比じゃねー。山の中を走っているのに、太陽が真上から照りつけるため、全然日陰が無い! 体力を削られまくり。ちなみに、昨年は此処で豪雨でした。結局、此処で15分くらい休憩を余儀なくされて、出発は10:05くらい。昨年が、此処から第一足切りポイントまで1時間くらい掛かっているので、結構ギリギリじゃね? しかも、昨年、一昨年は雨だったこともあるけど、水分補給はエイドで提供されるもので足りていて、持参しているボトルの中身には手をつけることは無かったのだが、今年はこの時点でほとんど空。やっぱ、猛暑だと違うのだな。
 この後も上り下りを2回ほど繰り返し、この峠を越えたら、あとは長めの下りで第一足切りポイント! ってなところで(大体10:50くらい)、迂回路登場。コレがとんでもねー激坂&ダートコース。少数の登れる人はチャリで登ってたけど、オレは無理! ということで、多数の人と一緒に徒歩で登る。コレが地味にキツイ。また、登り切った後の下りも逆激坂のため、此処も徒歩で下る。コレもキツイ。この時点で、11:05くらい。昨年は今頃第三エイド(栃尾の道の駅)に到着していたものだが。コイツは予想外&かなり体力を削られた。やっぱり、此処から下りと思っているところで、予想外の上り坂が登場すると、ダメージでかいよね。この時点で、オレの中である作戦を思いつく。

 

 第五エイド(まんさくの里)到着が、11:20くらい。本来は此処はスルーして、その先の第一足切りポイントを11:15までに通過しなければならないのだが、間に合いませんでした。つーか、もしかしたら、超急げば間に合ったかもしれない。しかし、この時点での体力で、この後の本コース最大の山越えは無理だと判断して、100kmコースから70kmコースに変更する作戦を決行したわけで。周りを見ると、オレと同様の作戦を決行した人が結構居たように思う。そう割り切ってしまえば、このエイドで十分な休息を取る。結局、このエイドに30分以上滞在したな。此処ではイロイロとお菓子がもらえるのだが、ひたすら水分補給に努める。つーか、マジで固形物は喰えねー。嗚呼、惜しいことをした。
 十分に休んだ後、エイドを出発。70kmコースに変更したからには、第一足切りポイントは通過せずに、最後の山越えルートに向かう。此処もまぁ、今までに何回か練習した山だし、コレを越えれば下ってゴールということで、気持ち的にはかなり楽。しかし、やっぱり猛暑がキツイ! ペース自体は過去に登ったときとさほど変わらないのだが、消耗度はやっぱり比べもんにならん。

 

 山頂付近の最後のエイド到着が、12:40くらい。本来のコースを通ってから来れば、昨年のペースなら、此処に到着するのは14時過ぎか。今年のこの状況だと、果たして何時にたどり着けたことか。ともあれ、時間は十分にあるので、此処でも20分くらい休んで(というか、疲労で動けない)、13時頃に出発。山を下って、ゴールしたのは13:20くらいか。結局、迂回路で多少時間をロスしたけど、2年前に70kmコースを走ったときよりも、ペースは遅い。嗚呼、猛暑怖い
 イベント終了後は、とにかく疲労困憊。猛暑は相変わらずなので、無料の山古志汁、栃尾の油揚げをいただいた後は、冷やしラーメン、山盛りアイス、コーラのペットボトル、かき氷と、冷たいものを喰いまくったのだが、体温が全然下がらない。写真を撮る気力も無かったぜ。流石にテントの下で日除けもしているのだけど、昨日は風が無かったため熱が籠もってて、コレがまた意外とキツイ。あの暑さは店出してる側も大変だっただろうなー。
 例年であれば、15時からの閉会式とか、その後の豪華賞品抽選会にも参加するのだが、今年は規定時間になっても70人くらいが帰ってこれていないらしい。多分、過去最大人数。嗚呼、さもありなん。オレが100kmコースをそのまま走っていれば、間違いなくその中に入っていたことであろう。ということで、閉会式が遅れそうなのと、暑さに耐えられないので、此処で中座することとした。その後、帰路でクーラーを効かせた車中で、ペットボトル1本と、アイス1個を喰って、ようやく一息ついた。それでも、夕メシは喰えなかったけどな! 
 昨年、一昨年は豪雨だったので、晴れることを望んだのだが、晴れたら晴れたで相当キツイわ! そして、他のチャリイベントも含めて、コース変更は初めての経験。あの判断は「勇気ある撤退」で間違っていないと思うのだが、当然参加するであろう来年は、100kmにエントリーするか、今年の反省から最初から70kmにエントリーするか、悩むところだ。ムムム。

 

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