勝手にれびう

めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。

 

 6/30(日)

 もう1週間経ったか。

 越後長岡チャレンジサイクリング2019

 


 先週末は、うちの会社が何故か協賛している(しかも、オンヨネ、コカコーラ、ヨネックスと同格)、隣の市のチャリイベントであった。例年だと7月の1週目の日曜日なんだが、今年は少し早め。それが吉と出るか凶と出るか。
 勿論、今年も参戦するのはオレの中で決定事項だったのだが、頭を悩ませていたことが一つ。それは、100kmコースと70kmコースのどちらにエントリーしようかということ。100kmコース自体は一昨年に完走していて、昨年も迷うことなく100kmコースにエントリーした。しかし、昨年は灼熱地獄で100km完走できず、70kmコースに変更を余儀なくされたわけで。自分のペースで走れるなら100kmコースでも問題ないのだが、イベントなので終了時間というものがあり、それに間に合うようにゴールできるよう、60km地点で足切り時間(11:15までに通過すること)が設定されている。オレの脚で足切り時間をクリアするには、結構なハイペースで行く必要があるんだよなー。このアップダウンばかりのガイキチコースを! おそらく、イベントをちゃんと楽しもうと思ったら、70kmコースが無難なんだろうな、なんて思って、心は70kmコースで決めかけていたところに、衝撃のニュースが。今年はこのイベントの10周年なので、一区切りということで、このコースで走るのは今年が最後、来年からは別のコースになる予定だという。そんなこと言われたら、100kmコースに出るしか無いじゃ〜ん! ということで、エントリーサイトでポチってしまったわ。で、今年はなんとしても完走することを目標に、今シーズンの週末のチャリはすべてこのイベントの練習に当てた。のだが、今月に入ってから、天候の問題やそれ以外の事情で、全然週末に走れていなかった。前日受付には流石にマズイということでチャリで行ったけど、ほぼぶっつけ本番で挑む(自業自得だけど)わけで。mochiya、生か死か
 当日の朝は曇り。天気予報では、夕方くらいから雨が降るが、それまでは曇りの予報。少なくとも昨年の灼熱地獄は避けられたな。一昨年に100km完走したときはだったので、恐らくは暑くなければ完走できると読んでいたから、これは朗報だな。ということで、7時前に会場入り。場内アナウンスによると、今年は1000人程度の参加で、100kmコースは600人くらい、70kmコースが300人くらい、それ以外が100人くらいとのこと。例年だと90%くらいが100kmコースに出ているイメージだったので、今年は随分と少ないな。皆、昨年の灼熱地獄で心を折られたか。コノナンジャクモノドモメー。まぁ、オレもポッキリ折られたけどなー。

 

 例年このイベントは主催者や政治家やスポンサーの挨拶やゼッケンチェックが長いのだが、今年はその辺を最小限に抑えたため、例年になく早めのスタートとなった。その上、足切り時間をクリアするためにスタートを早めにする作戦を取ったので、スタートから2番目の組で出発と相成った。早っ! ということで、スタート時間は7:30頃。多分、過去で一番早い。
 コースについては例年通りなので慣れた道だが、まずは平坦〜やや上りで第一エイドの蓬平温泉を目指す。後でGPSを確認したところ、まだまだ元気なので、この辺では過去最速タイムを叩き出したりしているな。

  

 第一エイド到着は8:15頃。大体此処までを45分と想定していたので、ほぼ予想通り。此処では毎年冷や汁が提供されているけど、喰えませんから!緑の侵略者的に) ということで、水だけ補給してトイレに行って、10分後くらいに出発。ちなみに、毎年恒例のママチャリのあの方も当然参加しています。さて、ここからはのぼりだたのしいな

 

 上って下ってまだ上り、第二エイドの山古志闘牛場到着は9:20頃。此処までを1時間と想定していたので、これまた予想通り。此処ではトイレの大行列で結構時間を費やしたかな。で、100kmコースの最後尾あたりからスタートした会社の人と此処で遭遇。つーか、追いつかれたというべきか。それはともかく、此処でお茶とスポーツようかんで水分と糖分の補給をして、結果として15分滞在した。ただ、昨年はこの時点で暑さにやられてヘロヘロだったが、今年は気温が低いので、まだ元気が残っている。更に、此処から足切り地点までは1時間と想定しているのだが、時間的にも余裕! 今年はいける!
 ということで出発したのだが、ちょうどママチャリの悪魔おじさんと同時に出発した。最初こそこちらがリードしたのだが、その後ののぼりで追いつかれ、あっさり追い抜かれた。あの人、ママチャリなのに何故にあんなに早いのか。結局、2山越えて下りが終わるくらいまで追いつけなかったぜ。まぁ、こっちの脚もすでに死んでいるのだけど。そしてこの後悪魔おじさんと、平地はオレがリードするが、のぼりで追い抜かれるというデッドヒート(?)を何度か繰り返すことに。これまでのチャリイベントで何回も遭遇しているけど、此処まで悪魔おじさんに絡んだのは今回が初めてだぜ。ちなみに、最後尾からスタートして、この間にコース外の観光地にも寄り道しているゲストライダーにも、既に追い抜かれています。まぁ、それはともかく、足切り地点を10:30頃に無事通過! ある意味、今回のオレの目的は果たされた!

 

 第3エイドの道の駅とちお到着は10:50頃。嗚呼、2年ぶりの場所。此処ではプリンと新潟名物サンドパンの究極の2択なんだが、この後に本コース最大の上りが待ち構えていることを考えると、此処はパンでしょ! そして、パンうめ〜〜〜!!! 身体にカロリーが染み渡るわー。此処からは時間内にゴールに到着することだけを目標に、のんびりと行くことにして、此処で15分ほど休憩。そして、出発したはいいが、やっぱり既に脚が死んでいる。のんびりと行くことにするまでもなく、のんびりとしか走れんわ。全然ペダルを踏み込めないので、次々と後続に抜かれていくんだが。

 

 じーさんライダーや、ばーさんライダーにも抜かれながら、10kmほど延々と上り続け、ドリンクのみの第四エイドの道院高原到着は12:30頃。一昨年の完走したときとほぼ同じ時間なので、まぁ、適正なペースであろう。この間に着ぐるみライダーにも抜かれたけど。此処で10分ほど休憩して、出発。此処から次のエイドまでは基本下りだー。

 

 第五エイドのまんさくの里到着は13:10くらい。これも一昨年とほぼ同じ時間だな。此処ではスポンサーの某社製(笑)のお菓子が食べ放題だぜ! そんなに喰えないけど。つーか、あの口の中の水分全部持って行かれる系のお菓子を此処で出すとは、鬼の所業か! まぁ、水分と一緒に補給した某社製(笑)のお菓子は、食べ飽きているはずなのに格別に美味かった。嗚呼、カロリーが染み渡るわー。この後は最後の峠を越えて、ゴールです。というわけで、残り時間を確認しながら、此処で20分くらい休憩して、出発。
 最後の峠は、今年4回練習に来ているので、どんなコースかは分かっている。分かっているのだが、脚が全然回らねー。途中で先を見るのが嫌になるくらいストレートな上りがあるのだが、前は見ずに最早無心でペダルを回すだけ。此処まで来ると、自分との戦いですわ。

 

 頂上付近の最終エイド到着は14:20頃。一昨年は結構人が居たものだが、今年は全然人が居なくて吃驚。ってことは、かなり後方に居るってことだよな。まぁ、15:00が終了予定時刻なので、当然といえば当然か。此処はドリンクだけのエイドなので、お茶をもらって5分くらい休憩して出発。あとはほんのちょっとだけ上りで、下りが待っているぜ。
 そして、峠の頂上では、毎年おなじみの悪魔おじさんによる応援が待っていた。結局、第三エイド以降は姿も見えなかったぜ。ようやく此処までたどり着きましたー、ってなわけで、あとは下る。下りは早いぜ! で、14:45頃にゴ〜〜〜〜〜ル!!! あーつかれたわー。ともあれ、昨年のリベンジを果たせたぜ! そして、雨はほとんど降らなかった。この前の週が豪雨で、今週も豪雨だったことから考えると、この天気は奇跡だな。むしろ、この天気だったから完走できたようなものだ。
 この後は、毎年恒例の屋台でのメシとか、大抽選会にて6年越しで初めて景品が当たったりとか、イロイロとあったのだが、もう精根尽き果てました。しかし、相変わらずチャリ後の油揚げ最強。そして、来年からこのイベントはどう変わるのか。まぁ、相変わらず参戦するだろうけどさ。つーわけで、走行距離101km、獲得標高2000mの、今期オレが走る中で最凶のイベントが無事に終了したぜ! これまでの練習も報われたけど、この後はソフトクリームを喰いに行くだけのゆるポタもしたい。

 

 

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