勝手にれびう

めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。

 

 8/3(土)

 今回脳内で流れていたのは、「ラーメン大好き小泉さん」の歌(鈴木みのり)。

 グランツール南2019

 

 
 先週の日曜日は、地元開催のチャリイベント「グランツール南」であった。地元ということもあるが、最早オレの中では毎年の恒例行事。5月に受付開始した際には、何の躊躇いもなくエントリーしたぜ。他に参加するイベントと比べて小規模なので、油断してると定員に達してしまうからな。
 1週間前の天気予報では、当日の天気はビミョーな感じだったのだが、その後に梅雨があけて、一転して晴れ一色の予報になった。これは逆に暑くて大変だと思っていたら、台風が発生土曜日の夜〜日曜日にかけて、ピンポイントで雨の予報になった。なんでやねん。

 

 ちなみに、土曜日の昼間の天気がコレ。此処からマジで雨が降るのかよ、と思っていたら、夕方になってマジで降ってきやがった警報とかも出てるし。なんでやねん。しかし、当日朝の天気は曇り。天気予報を確認しても、雨っぽいのだが雨がメインではないような予報だった。これはもしかして、先月の長岡のイベント同様に、晴れてなくて逆にベストコンディションのパターンか?

 

 会場到着は6:50くらい。普段は乗る人も下りる人も限られている無人駅に、300人のチャリラーが集結。ちょうど電車が来たが、さぞかし、電車に乗っていた人もビビったに違いない。まぁ、電車自体も1時間に1本あるかどうかで、今回来た電車も潔く1両編成だが。

 

 スタートは7:30くらい。天気は曇り。暑くはないんだが、動かなくてもじんわり汗がでる感じ。でも、太陽ギラギラよりははるかにマシだぜ。コースは大体例年通り。まずはこの辺の部落をゆっくりパレードして、それからいきなり山越え。まだまだ序盤も序盤なんで、元気に上るぜ〜、と思っている横を、ママチャリの悪魔おじさんが追い抜いていくという。毎回思うことだけど、あの人は何故にあのチャリで早いのか。

  

 15kmくらい走って、第一エイド到着は8:20くらい。一昨年までは、此処に来るまでにもうひとつ山があったのだが(しかもコース最大の高さ)、昨年より無くなったので、比較的まだ元気。そして、このエイドといえば、かき氷ですよ。此処では何をおいても、これを喰わなければ。つーか、他のものは緑の侵略者とかなので、近寄りませーん。此処で大体15分くらい休憩して、出発。
 第二エイドを目指して、此処から10kmほど走る。基本的には下り基調なんで快調にとばすのだが、最後に帳尻合わせのように、そこそこの斜度の上りが来る。そして、その直後に2つ目の山越え。その途中に第二エイドがある。

  

 第二エイド到着は9:10くらい。此処はやっぱりスイカだな。今年、何回かスイカを喰ったけど、甘さが違う気がするぜー。ただ単にヘロヘロだから、そう感じただけかもしれないけど。
 この後はまた山登りを再開で、昨年までは頂上近くまでは行くが、途中から下るというコースだった。しかし、今年は頂上まで登ってから折り返して下るコースに変更された。そして、頂上にエイドが追加されているという。ヲイヲイ、此処から頂上まで、山登りとはいえ2kmくらいしか離れていないのだが。というわけで、例年であれば、このエイドでも十分な休息を取るところなのだが、次のエイドが近いということもあって、5分ほど休んで出発し、山登りを再開した。そして、喰ったばかりのスイカがリバースしかけるというね。結果的に、距離は短かったけど、この上りが一番キツかった。やっぱり、食後にすぐ運動するのは良くない!

  

 第三エイド到着は9:30くらい。初めてのこのエイドでは、かぼちゃプリンをいただいた。これがまた、半シャーベット状でナイスですな。あと、第二エイドを出るときに悪魔おじさんを追い抜いたんだが、山登りの途中で再度追い抜かれた。まぁ、毎度のことだが。ともあれ、このエイドで10分くらい休憩して、出発。ちなみに、悪魔おじさんは、此処が山の頂上だということで、上ってくる人たちの応援をしていた。あの人はどのイベントでも応援は怠らないな。お先でーす。
 この後は、山を下った直後に再び上るというアホなコースを通過する。この山を下ったあたりが自宅なので、ハンドルをそちらに向けたいのをぐっとこらえて、上りに向かうぜ。其処を越えると、最後の山エリア。最初から地味な登りが延々と続くので気が滅入るが、この先に再びエイドがあるので、それだけを楽しみに無心で上る上る。しかし、数年前にこのエリアでパンクしたので、今でもその辺を通るときには少し緊張するぜ。勿論、今年はパンクなんてしなかったけど(してたまるか!)。

  

 第四エイド到着は10:30くらい。此処はなんといっても、塩おにぎりですよ。嗚呼、米が美味。あとはお馴染みのアイス。アイスサイコー! 此処まででコースの70%くらいまで来ているし、キツイ上り区間はほぼ終了ということもあり、此処でゆっくり15分くらい休憩する。
 この後は若干の上り下りを繰り返しつつ、最後の上りの頂上を越えて、下り区間に突入する。やっぱ地元なので、ある程度の先が分かるのが強みだよな。未知のコースだとどこまで上りが続くか分からんから不安だが、地元だと此処を越えれば下りだから、あと少しがんばろう、とか思えるし。

  

 最終エイド到着は11:15くらい。此処では冷やし甘酒豆乳プリン。写真ではただの白い物体×2になってしまったが、冷やし甘酒サイコー! 思わずおかわりしてしまった。此処で10分くらい休憩し、いよいよゴール地点まで向かう。あと10kmくらいかな。
 この後はほぼ平坦〜下りなので順調に走って、11:50くらいに無事ゴ〜〜〜〜ル!!! 多分、今までで一番早かったのではなかろうか。やっぱり、ギラギラの天気じゃなくて、下りではむしろ涼しいくらいだったのがデカイな。たまに雨がパラついたけど、大体上ってる最中だったので、むしろご褒美です

 

 ゴール後は、恒例のカレー。冷房の効いた部屋で汗を気にしない格好で汗だくだくで喰うカレーの美味いこと。丼に結構な量よそったはずなのに、貪り喰らってしまったぜ。まさにカレーは飲み物
 というわけで、今年も非常に充実したイベントでした。実は先月の長岡のチャリイベントで上りで死んだ反省から、この間に初めてYoutubeでチャリテクの動画を視聴した。その名も、「ヘビー級のためのロードバイクで坂を登るための方法」。それによると、上りの際は脚というよりも背中からケツの筋肉を意識すると良いとのこと。で、今回やってみたところ、結果的にあまり脚がキツくなかった。脚を回すというよりも、ケツ筋を前後させるというのかね。そして、効率よくケツ筋を動かすためには、手はブラケットの位置に置き、上体を固定させるのが良い感じ。アレ、そういえば、ロードに乗り始めた頃って、こんな体制で上っていたような気がする。もしかして、その後にイロイロと楽をすることを覚えて(上りの際にはフラットバーを持つとか)、フォームが崩れていたのかね。そんなわけで、今回、劇的に脚の負担が少なかったと感じたわけだけど、涼しかったから、というのもあるかもしれないので、これは近々要検証だな。なにしろ、次のイベントも山だらけなので。

 

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