勝手にれびう
めいんこんてんつ。
「オレが手に入れたものについてくだらないことを熱く語る」というテーマはあるけれども、ネタ不足の際にはどうなることやら、オレにも分からん。
9/8(日)
思い出しても、よくあんなコースを完走したものだ。
ツールド妻有
もう2週間前になるが、8/25に隣の市のチャリイベント「ツールド妻有」に初めて参加してきた。イベント自体は既に10回を超えて開催されているのだが、例年同日にさいたまスーパーアリーナに居る(アニサマ)ので、今まで参加できなかったんだよな。今年は日のめぐりか、アニサマが翌週にズレたので、参加することが出来た。
このイベント自体は毎年行われているのだが、もともと隣の市で3年に1回開催されている「大地の芸術祭」の一環として始まったもので、皆で黄色いオフィシャルジャージを着て走るのが暗黙の了解となっている。しかし、このジャージは大地の芸術祭の年にしか作られず、そして今年は大地の芸術祭ではない。ということで、オフィシャルジャージを持っていないオレは、なるべく地味なジャージで参加しようと思っていたのだが、前日受付で予期せずゲットすることが出来た。これでもう、怖いものは何もない! 御免、嘘。このイベントも、この辺の他のイベントと同様に、超山岳コース。車で下見したけど、頭おかしいんじゃないか、ってコースだったぜ。初めての参加だし、事前練習もしていないあのコースをチャリで走るというのが、いささか不安ではあった。
当日は曇り予報。気温もアホほど暑くなる予報ではないので、絶好のチャリ日和だな。ちなみに朝の気温は20℃。寒いです! スタート地点までは車で1時間くらいで、開会式が6:30。駐車場が少し離れたところなので、余裕を持って朝5:00に家を出たのだが、朝なので道が空いていて、40分くらいで着いたかな。開会式も15分くらい遅く始まったので、時間には相当余裕があった。そして、オフィシャルジャージを着ていない人も、予想より結構いた。そんなもんか。ちなみに、参加人数は700人くらいで、大地の芸術祭でない年としては、過去最大とのこと。そして、オレは90kmコースにエントリーしたのだが、参加者の90%近くが120kmコースにエントリー。アホばっかりだ!
というわけで、120kmの人たちが全員スタートした後に、90kmコース参加者もスタート。大体7:20くらいかな。今回のオレの服装は、このイベントのジャージ、地元のイベントの靴下、南魚沼市のイベントのバンダナ、長岡市のイベントのボトルという、中越ハイブリッドです。最初にこの辺の部落内を走って、沿道から応援をいただく。ありがたい。今振り返ってみれば、道が平坦だったのは此処くらいか。で、約1時間走って、第一エイドに到着。
いきなり、おにぎりと唐揚げ! 嗚呼、此処で朝メシを喰えということなのか。他にも食べるものは色々あったのだが、朝ちゃんと食べてきたので、これ以上は喰えん。此処には10分くらい滞在して、出発。下ったり上ったりしながら、40分後に山奥の部落の第二エイドに到着。
此処も色々とあったのだけど(赤飯とかあったな)、さっき食べたおにぎりがまだ胃の中にある感じなので、此処ではスイカだけいただいた。此処にも10分くらい滞在して、出発。ここからまだ上り下りが続くので、沿道で応援してくれているばーさんにケツを押されたりしながら、ガチ山道を走る走る。1時間後に、山奥の第三エイドに到着。
鍋を持ち込んで、山奥でパエリアとか! マジか。正直、腹は減っていないが、これは喰っとかないと。此処も他にも色々あったけど、喰えません。此処では15分くらい滞在して、出発。此処が峠の頂上のようなので、此処からはしばらく下りが続く。嗚呼、嬉しい。しかし、やがて登場する勾配10%オーバーの峠。登頂時間にして3〜4分なんだけど、脚が死ぬ! 此処を上りきったところで、第四エイドに到着。前のエイドから此処まで30分くらい。
此処ではガリガリ君の配布。エイドでガリガリ君が出るのは初めてだけど、マジでありがたい。そして後で知ったのだが、此処はチャリラーの間では、通称ガリガリ峠というらしい。まんまだな。此処で10分くらい休憩して、出発。此処も峠の頂上なので、あとは割と下りが続く。そうして山道を抜けて、電車の駅とかある都会(?)に到着。そこの地域振興局の建物が第五エイド。前のエイドからは30分くらい。
此処ではそば! しかも、その場で茹でている。一番ありがたいのは、めんつゆがキンキンに冷えていること。嗚呼、冷たさが染み渡る〜。あとはおにぎりと唐揚げ再び。此処まででコースの3分の2は過ぎたので、此処で40分くらいじっくり休憩して、いよいよラストパートに挑む。此処からまた、結構な峠が2連発なんだよなー。ひとつめの峠を予想よりは疲労せずに越えることが出来たのだが、休む間もなく次の峠へ。此処が予想外に勾配10%オーバーの峠だった。嗚呼、キツイ! この辺から踏み込む際に左脚膝裏が痛むようになってきた。でも、この峠の上に最終エイドがあるということなので、意地でも足はつかねー! というわけで、最後は変な声を出しながら、最終エイド到着。前のエイドから此処まで40分くらい。
カレーうめー!!! つーか、このイベント、エイドで炭水化物出しすぎだろ! そうめんとかもあったな。それはともかく、此処を越えれば、あとは下り基調なので、此処で20分くらい休憩して出発。途中で、二人乗りのチャリを追い越した。アレでこのコースを走るとか、スゲーな! で、下りの途中で、オレは知らないけど、その筋では有名なラファのコーヒーサービス車がいたので、アイスカフェオレを一杯いただく。嗚呼、冷たくて生き返るわー。
この後は、前後に誰もいない状態で5kmほど走って、ゴール! ゴール! ゴ〜〜〜ル!!! 到着時間は14:10くらい。到着後に今走ってきたあたりを見ると、山にうっすらと白いものがかかっていた。嗚呼、雨が降ってるな、と思った直後に、ゲリラ豪雨! 幸い、オレはテントの中にいたので濡れずに済んだ。嗚呼、ラッキー、ラッキー。携帯アプリでチェックすると、この辺だけがピンポイントで降っているが、数十分後には止むとのこと。
ということで、雨が止んだところで撤収した。嗚呼、此処から駐車場までが地味に距離があるのがツライ。しかしこの後、駐車場にたどり着いて、チャリの搬入とか着替えとか色々済ませて車に乗り込んだところで雨が降ってきたり、もらった温泉施設のタダ券を使って温泉に入った後、車に乗り込んだ後にゲリラ豪雨が再び来たりと、いずれも雨に濡れないというミラクルを起こした。嗚呼、持ってるわー。
とりあえず、イベントを終えて一言。喰わせ過ぎ。これに尽きる。コースは超山岳コースで、正直アウターで走った記憶が全然無いのだが、それよりも胃の方がキツイとわ。いずれにせよ、アニサマ次第だけど、スケジュールが合えば、また出たいイベントだったな。そして、今回も「上りはケツ」を実感したぜ。